スペンサー・ジョンソン「プレゼント」
昨日は彼岸の中日だったので、実家に行き、実母とお昼を食べ、3時間弱話を聞いて帰りました。しかし、世の中はシルバーウイーク後半の3連休。私も夫も生活は普段通り、いつもの家事を終え、読書と映画やドラマを楽しんでいます。
昨日は本文110ページという短さですが、とても意味深い作品を讀みました。
出版社:扶桑社
発行日:2022年7月30日(日本語版)
単行本:112ページ
世界的ベストセラー「チーズはどこへ消えた?」から5年後に原作者が発表した著書です。
物語は一人の少年が老人から「それを手に入れると、幸せになり、成功することができる贈り物」の話を聞き、その贈り物を求めてたどる人生が丁寧に描かれています。
英語で「プレゼント」が「贈り物」「現在」を掛け言葉となっているそうで、少年が若者そして大人にへと成長する中で、悩みつつも「贈り物とは今現在を生きること」だと見出し、さらには人生の目的、人間としての高みへと向かっていく姿を読んでいくうちに、読んでいる者をも深い哲学の命題へと導いてくれます。
この作品を私は韓国ドラマ「青春の記録」で知りました。
メークアップ・アーチストを演じるパク・ソダムが、モデルから転向したものもうまくいかない俳優を演じるパク・ボゴムにプレゼントする本として、登場していました。
今の私にも何かしら意味のある本になりそうです。
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