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ブレイディみかこ「両手にトカレフ」

読んだ本の紹介

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出版社:ポプラ社
発売日:2022年6月7日
単行本:271ページ
内容:『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者が14歳の少女の「世界」を描く、心揺さぶる長編小説。

この本を読んだ理由

著者のノンフィクションは『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を1,2と読んだけれど、フィクションは初めてで興味がありました。

あらすじ

寒い冬の朝、14歳のミアは、短くなった制服のスカートを穿き、図書館の前に立っていた。そこで出合ったのは、カネコフミコの自伝。フミコは「別の世界」を見ることができる稀有な人だったという。本を夢中で読み進めるうち、ミアは同級生の誰よりもフミコが近くに感じられて――。

Amazon内容紹介抜粋

感想

正直『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を初めて読んだ時の衝撃はありませんでした。どこの国でも貧困はまだあって、国のシステムも予算の関係で十分に機能しているとは言えないのは、日本も同じなのかなと思います。意外だったのは主人公が自分の今の状況を重ねるのが、金子文子の自伝だったことです。
今の日本人で彼女を記憶している人はどれだけいるのかと思うと、その点が挑戦的だったかなと思いました。

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