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顔出ししない作家が語る、30年の軌跡

おはようございます。昨日は母との面会でしたが、時間待ちにこの本を読み終えたので、今日はその感想です。

この本を選んだ理由

「みをつくし料理帖」「あきない世傳金と銀」と大きなシリーズを書き終えた著者が以前にも出していた自身を語るエッセイに、新たに最近発表したものが加わり出版されると知り、図書館にリクエスト購入してもらいました。

読んだ本の紹介

・晴れときどき涙雨

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出版:2023年2月15日 角川春樹事務所
文庫:263ページ

あらすじ

デビュー以来、ずっと「顔出しはしない」を貫いてきた著者が、自身について書き綴ったエッセイ集。2014年刊行分にその後の9年間の出来事をたっぷりと加筆。漫画原作者・川富士立夏が作家・髙田郁となってどんな経験をし、何を考え、どう変わっていったのか、その軌跡を辿り、明日へと想いを繫げます。順風満帆を祈れども、人生は儘ならないもの。時に俯き、涙を零す日があったとしても、蒼天を信じて一歩ずつ。あなたの明日に、優しい風と光をもたらす一冊。

Amazon内容紹介

感想

このエッセイ集は、川富士立夏が作家・高田郁として成長していく過程で自身が経験を綴ったものです。

著者はデビュー以来「顔出しはしない」という方針を貫いてきましたが、その理由や思いについても触れられています。

読み進めていくと、著者が様々な経験を通してどのように変化していったかが感じられます。それは順風満帆ではなく、時には失敗や辛い経験もあったようですが、自分自身を見つめ直すことの大切さをしっかりと持って、前を向いて一歩ずつ進んでいったこともわかりました。

作家高田郁の経験や思いは共感できる部分が多く、読んでいる私にも心に響くエッセイでした。

#シニア #いなか暮らし #今日のつぶやき #髙田郁 #角川春樹事務所 #読書感想文 #読書好きと繋がりたい #毎日note

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

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