ブルんブルん エンジンの音 始まりの訪れ さあ、出発さ ドライブデートでルンルン気分 君の…
廃墟の街の煙突けむりが ゴーゴーと咳を出す 鉄に覆われた工場の奥 女は首を傾げて とって…
私は小さな種をうめました 芽が生えて木になりました さて、これはなんの木? これは小さな種…
恥ずかしくて 言葉にできなかったこと 貴方に聞いてほしかったこと あなたに恋しています そ…
同じであるはずの 違うものを感じて 互いに共感して 二人は心で握手する
やっぱやーめた。 中途半端に描かれた顔 右目と鼻と口とそれから、 それからあとは描かれて…
暑中お見舞い申し上げます 二〇二七 年を生きる私へ 生きているなら、 今を全力で楽しんで。 …
私達は矛盾している 「好きだけど好きじゃない」 「嫌いじゃないけど好きでもない」 つまり…
私は初めてが苦手 全ての「はじめまして」に 人見知りをする方だ もう17歳の、 背伸びをすれ…
夢の中で会える貴方に あたしは甘えている 甘えてしまう 夢の中でなら あたしはいつだって素…
おはよう と同時に私は耳を塞いだ 私には五月蝿すぎるその雑音に 手で耳を塞いだ 父と兄が喧…
昼間、私は外の熱気に目眩がして ふらりとその店に立ち寄った。 昭和レトロな喫茶店と古本屋…
愛を知るのに言葉は必要ない 愛を失うのに言葉は必要ない 自分の声を消してまで 叶えたかった…
初めて炭酸を飲んだ日は、 私が初めて勝利を手にした日だ。 保育園の帰り道、必ず自販機の横…
何かを詰めようとしても もう中がいっぱいいっぱいで 何も入らないみたいだ でも、あれもこれ…
シャリ シャリ 西瓜を囓ると ジュワっと果汁が 私を包み込んだ ジャリ ジャリ 果実に夢中…