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映画「あの頃」感想。アイドルは卒業しても人脈は生き続きます。


みなさん、こんにちは。

本日、有給休暇を取得していたこともあり

ヲタク界隈で話題の映画
「あの頃。」を見た

内容は簡潔に言うと
松坂桃李さん演じる主人公が
友人にもらった「松浦亜弥さん」のDVDを見て
「ハロヲタ」になりそこで出会った仲間と
楽しく過ごしていきながら大人になっていく様子を
描いている。

かくいう私も、「アイドルヲタク」の世界を
知ったのは「ハロープロジェクト」からである。

今日は自分の「あの頃」の経験も踏まえながら
この映画から感じたことをここに
文章として残しておくことにする。

ちなみに、私も「ハロヲタ」であり「ドルヲタ」だが
松浦亜弥さんや藤本美貴さんがハロプロにいた時は
知らない。

もちろん、劇中で登場する
「ロマンティック浮かれモード」や
「恋ing」などの楽曲は知っているが

ハロプロについて全然知らなくても楽しめる作品になっています。



○「昔」のヲタクと「今」のヲタク

この映画の舞台はまだAKB48などが誕生する
よりも前のハロプロ全盛期の2000年代前半が
舞台になっている。

当然、劇中に出てくる「ヲタク」達も
いわゆる、「THE ヲタク」であった。

一般人からは「気持ち悪い」と思われる感じなのだが
そんなことお構いなしで全力でヲタクを楽しむ。

会社やヲタクを通じて知り合った人から
話を聞くことがあるのだが

昔は「アイドルヲタク」に市民権など
存在しなかった。

人に言えるような趣味ではないという
イメージが強く

そんな状況だったからこそ
全てをさらけ出せる「ヲタ友」との結束力は
より深いものだったと思う。

今は時代も変わり
こうして「アイドルヲタク」というテーマが
取り上げられることも増えたし

「握手会」というアイドルと会って話せるという
ビジネスモデルがヒットし若い人も多く参入してきた。

それだけでなく、同性である「女性」にも
支持されるアイドルが増えてきたこともあり

「アイドルヲタク」はおっさんばっかりという
イメージは大分薄まってきたように思える。

これは「アニメ」などでも同じだろう。

私自身も昔は周りの人に「アイドルヲタク」であることを
隠して生きてきたが、隠してる方が生きづらいし
劇中でもあるように

自分の好きなアイドルの事は
他の人にもっと知ってほしいと思うのが
「推し心」である。

ただ自分で消費するだけでなく
どんどん周りに宣伝していく。

だから、少し興味を持った人には
みんな優しく接してくれて色々と教えてくれる。

「アイドルヲタクは話してみるとみな良い人だ。」

そりゃそのはずだ。

自分の人生よりも「アイドル」という
他人の事を応援することに人生を捧げているから
お人好しにも程がある。

そうした時代の変化やインターネットの普及もあり
今はアイドルヲタクと堂々と宣言できる良い時代だ。

○アイドルは卒業するが「人脈」は残り続ける


この映画と同じ様に
私も、「アイドルヲタク」という趣味を通じて

たくさんの人と知り合うことができた。

これはかけがえのない「財産」である。

初めてハロプロのイベントに行った時も
ネットで知り合った人と話す機会があった。

すると、その人が普段イベントで会っている
仲間の人も一緒にいて、あっという間に人脈が増えていた。

この「仲間」の存在が
アイドルヲタクとしての楽しみ方を
もっと広げてくれる。

一番長かったAKBを応援していた
大学生時代も、たくさんの人の支えがあって
多くのイベントに参加できた。

アイドルの握手会は待ち時間が多い。

ただ、そんな退屈な時間も
イベントが終わってからの飲み会も
私にとってはアイドルと握手している時くらい
楽しかった。

大した話をしているわけでもないし
なんならその人が「誰推し」という事は知っているが
本名も知らない人さえいた。

ただ「アイドルが好き」というそれだけの
共通点でここまで深く関わることができる。

好きなものが「アイドル」じゃなくても
なにかに熱中して、同じ事が好きな人と話している時間は
本当の自分を出せる一番の場所だったのかもしれない。


みなさん、ご存知の通り
「アイドルは大抵いつか卒業する。」

当然、そのメンバーともう会えなくなるのは寂しいが
そのメンバーを推していたヲタクと会えなくなるのも
めちゃめちゃ悲しい。

なんだかんだ言って
「アイドル」のイベントがあるから
みんな全国各地から集まってきている。

アイドルのイベントがなければ会うこともない。
だから、アイドルが卒業するとともに
仲間もいなくなってしまう。

そう思っていた。

しかし、そうではなかった。

「アイドル」をきっかけに出会った我々は
毎週のようにイベント会場で顔を合わせ
夜はヲタクでグループ通話をしてと
誰よりも長い時間をともにしていた。

そんな我々はもはや「ヲタ友」ではない。
かけがえのない「親友」である。

だから、イベントがあってもなくても
今でも会うことがある。

私自身も、握手券を持っていないのに
「ヲタク」に会うために新幹線に乗って
東京や大阪に行っていたこともある。

集まって何かするわけでもない。

ただ、みんなで居酒屋に行って

「あの頃はよかったよね〜楽しかったよね〜」と
語るのが楽しい。

ヲタクをやめようと、こうして人脈はずっと続いていく。


○劇中で使われた「恋ing」


この映画では
モーニング娘。の「恋ing」という曲が流れる。

ヲタク達がこの曲を歌う場面は
別に上手くないんだけどとてもカッコよく見えた。

鳥肌が立ちまくった。

中には、モーニング娘。は知ってるけど
「恋ing」なんて知らないって人もいると思う。

それもそのはず、数ある名曲・ヒット曲がある中で
なぜかカップリング曲である「恋ing」が使われた。

私は一時期、モーニング娘。を推していたので
「恋ing」は過去のライブ映像とかで聞いたことが
あったので、どこか懐かしい感じがした。

日本国民ならみんな知っているくらいの
ヒット曲があるハロープロジェクトの曲で
「恋ing」をチョイスするところが

また、ヲタクっぽくって良い。

私自身もそうなのだが
ヲタクになるとカップリング曲の方が好きになる。

これは詳しいです感を出したいからかもしれないが
実際、ハロプロもAKBもカップリングには
隠れた名曲が多く存在している。

AKB48Gが毎年開催している
AKBGの全楽曲から1位をファン投票で決める
「リクエストアワー」でも
ここ数年はシングル曲よりもカップリング曲が
上位には多くランクインしている。

だからこそ、この「恋ing」の選曲は良かった。
あと、我々のような男が歌える曲は
シングルよりカップリングの方が多い。

この映画を見た後に改めて
「恋ing」を聞くとまた違った感情になれる。

私はこの曲を聞くたびこの映画の事を
思い出すだろう。

○まとめ

ということで、全然映画の感想に
なっていないかもしれないが

それがアイドルヲタクであったとしても
何かに夢中になって全力で楽しむ姿は美しい。

最近はこの映画や
小説の「推し、燃ゆ」など
ヲタクをテーマにした作品が
多くコンテンツとして消費されている。

今、私自身も
自分のヲタ活から得たものをまとめた
書籍を執筆している。

ちょっと言い過ぎかもしれないが

間違いなく、今こうして
noteをやったり動画で活動しているのは
「アイドル」と出会い、そこで「仲間」と
出会ったからである。

みなさんも、将来
「今も楽しいけど、【あの頃】も良かったな」と
思えるような熱中できることを見つけてください。

以上


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