月とダンス
僕らの瞳には浮かび上がらない出来事も
早々に沈みゆく気分うなだれても
いつだって繊細でむき出しのまま
夢と現実の狭間を行ったり来たりしている
ガラスの粉みたいに砕けながら
ゆるくリズムは僕らの周りを
高い音を奏でて月に光を返す
誘われるよにそっと心揺らしながら
僕らの瞳にも微かな希望を映し出すころ
すれすれの生き方で道に迷う時も
足取り重く限りなく近づいたなら
夢も幻もないことに絶望を覚える
冷めきった奴らは今日を省みず
ゆるくリズムは誰をも描き
明日と手を繋ぎどこまで行こうか
誘われるよにそっと心預けて
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