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足2本と親指1本を動かして、やっと検索ワードが思い浮かぶ

情報を得ることは容易くなりました。
出不精のわたしはますます出不精になる一方です。
でもやっぱり、自分の足で出掛けていくことは大切だと改めて感じたので覚書として記します。

先日の話です。
白根ゆたんぽさんの個展へ行った帰り道、ついでにカッシーナに寄りました。
真っ白な椅子が綺麗で目に留まりました。
シンプルだけど、少しクセのある装飾がされていて曲線が美しい。

245 CAPRICEカプリス チェア という名前のチェアのようです。
カッシーナ大阪店はリニューアル前セール中だったので、セール価格で14万円でした。・・・お金持ちになりたい。
ところで、フィリップスタルクって誰?と思って、スマホで検索してみると、なんとあのお台場の金色のあれアレの人だそうです。

有名なのはコレ。↓

そう言われてみると、シンプルで少しクセのある感じがさっきの椅子と通ずる気もする・・・?
ふむふむ。ところでヨーロッパの(インダストリアル)デザイナーは多いけど、アメリカは少ない・・・?「機関車から口紅まで」の人のほかに誰がいる?というか、「機関車から〜」の人って誰だった?気になることは尽きません。

2本の足で外に出ていくことで、直接的にも間接的にも検索したいこと(気になること)が出てきます。
ネットサーフィンをしていても同じことですが、
ソファに寝転がってネットサーフィンをしていて気になったことと、出掛けた先で気になったことでは記憶の定着の具合が異なります。気になったことから派生してどんどん検索していくことで、数珠繋ぎで記憶が蓄積されていきます。
「○○に出掛けた」ということや、その時に調べた物事まであらゆる出来事がフックになります。

スティーブジョブズが言った「Connecting The Dots」はもはや慣用句のように使われています。それくらい、この言葉には強度があります。
点と点をつなげるために、まずはたくさんの点を打つ必要があります。
2本の足を動かして1本の指で検索をすることで、その点を大きく、点を繋ぐ線を太くすることができるのではないでしょうか。


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