見出し画像

話題の感動作「えんとつ町のプペル」関連の「プペる」という動詞について

えんとつ町のプペルという映画が公開され一部で話題になっている。これについて少し紹介したい。なお、作品や個人を批判するものではなく、あくまで構造に注目している点を不ご了承いただきたい。

えんとつ町のプペルの映画自体について

まず作品自体についてはいろいろな方が書かれているので、そちらを参考いただきたい。

この記事を書くにあたってひとつ大きな発見は、プペルはこの小さい方ではなく、大きい緑の方を指す様子。バカボンとバカボンのパパ位に存在感が違う。

#プペルで一番感動したシーン

映画を見ていない人は「#プペルで一番感動したシーン」のハッシュタグで検索すると、どういう映画かがわかるようになっている。いくつか気になったシーンを紹介する。

正に感動的。

大集合。

こんなシーンは確かに涙なしでは見られない。

ああ、プペるとジ○ーカーみたいになって街を焼き始めるかも。


なお不思議と作品のテイストが少しづつ違う様子。

「プぺる」という動詞

関連して、「プペる」という動詞が誕生していた。いろいろな意味がある様子。

「映画を見ること」はまだいいが「マルチに引っかかること」「夢を見て諦めずに挑戦すること・信じること・応援すること」と「情弱ビジネス」の相性が良すぎる。

当サイトでは、以下のように捉えておきたい。

「自分から進んで情弱ビジネスの養分になりに行くこと」

なんか「夢を見て諦めずに挑戦すること・信じること・応援すること」と合わせると隠語っぽさが増して尚よい。

nプぺ目

nプぺは、n回「えんとつ町のプペル」を見に行くことを指す様子。映画も2-3回ならまだわかるが、10回って何なんだろう。

そんな10プぺする「雄姿」をお母さんに見せるという「親孝行」を行う亡者まで!

(猛者ではなく、)亡者は、正社員を辞め、無職になって失業保険を使って80セット分チケット台本を買い、転売せずに、結局自分で80回プペる方まで。

どうやら類は友を呼ぶのは「プぺる」人たちも同じようでプペる人の周りはプペる人ばかりのようです。

何者かになりたい!承認欲求

当アカウントでも再三見て来ていますが、界隈は「何者かになりたい!」という方々が多い。

他の方もかかれている。

マルチでもカルトでも、カモられる人たちには特徴があります。
「何者かになりたい」「特別な存在でいたい」「人より凄い存在でいたい
承認欲求と理想が高いんですね。
でもそれ自体は悪いことではなく、何なら私も同じ気持ちを持っています。
(プライベート垢に「誰か私にノーベル賞か直木賞か芥川賞をくれ」って呟いたら、大学の教授からいいねされた。先生ありがとう)
カモになりやすいのは、「何者かになりたい」気持ちだけ強くて、具体的に何になりたいのか、ビジョンや武器を持っていない人たちなんです。

まあ騙す側から見れば、情弱ビジネスも曲がりなりにも「ビジネス」なので実績があるとターゲットにしやすいというのはもちろんある。頭が良さそうな人、信じやすい人、承認欲求が強い人などなどは、数も多いのでマーケットサイズも大きくリピーターになる確率も高い。

そもそも、「何者かになりたい!」という彼らも、積極的にプペることによって「界隈の養分」という「何者か」になれている様子なので、当事者たちは非常に幸せなのでしょうね。ちなみに借金を背負ったって「何者か」になれています。借金しまくりだと「多重債務者」とか言うらしいですけど。

ああでも「養分」だと言いづらいかもしれない。こんなのはどうだろう。養分は英語ではNutrient(ヌトゥーリエント)。エバンジェリストならぬヌトゥーリエントなら、カタカナかっこいい!と名乗ってくれる人も多そう。何たら研究所ヌトゥーリエント。なんとなく聞こえだけは特任助教とか客員研究員より強そう。80プぺルの方も、正社員を経て、何たら研究所ヌトゥーリエント。と名乗れば強そうな肩書に聞こえる。既に「80プペルニキ」という何者かにはなれているようですけども。

どうやら類は友を呼ぶのはプペる人たちでも同じようで、

亡者たちの行く末

さて界隈の亡者の方々はどこまで行くのだろう?来年は800プぺとかして年収を全部つぎ込んだりするんだろうか?そもそも800回映画見るのキツそう。

アレな中高からE-Fラン大学を卒業して、下手したらそんなFランの先生にそそのかされて文系大学院博士とか出て、当然学者にはなれず、アルバイトで働きながらキラキラベンチャー☆に正社員()として転職しながらヌトゥーリエントとかやっていって気付いたら39歳。「私はこんなもんじゃない!eスポーツが強い声優になる!」とか言って声優とeスポーツの専門学校に、奨学金という借金を借りて一発逆転を狙いに行ったりとかしちゃうんだろう。

結局彼らはどこに行く?10-20年度に代々木公園の段ボールやビニールシートを覗いてみるといいかもしれない。「何者かになる!」という意味では、養分・ヌトゥーリエントから、住所不定無職・ホームレスと肩書が遷移していくのだろう。大丈夫。君は何者かになれているよ。




さて最後に情弱ビジネスをいろいろ調べていたら、情弱ビジネスではなく着実に実力が付くタイプのアクティビティが分かってきた。別の記事で紹介している。参考いただければ幸いである。0.5プぺ位でどうにかなる。



この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?