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ゼミにもサークルにも入っていない男による大学生活・就活講座

大学生に就任

自分の大学生活は本当に体たらくでした。
そもそも付属上がりなので大学受験はせず。ここからもうふざけています。
いざ大学入学。ようやく自分のやりたい学生生活ができるとワクワクしていました。
大学生になる前から自分はFC東京の試合をたくさん行くために平日はバイトして土日は試合見に行ったり旅行するんだと決めていました。なのでサークルは最初から入る気はありませんでした。趣味を優先したかったのもありますが、大人数が嫌いなこと、変な飲み会には参加したくなかったのもあります。唯一ポケモンが好きなのでポケモンサークルには興味がありましたが、めんどくさいが勝ち入らずでした。

自分は高校卒業後からアルバイトをはじめていました。(4月からじゃないとダメと言われていたのになぜかいけた)アルバイトの内容はスポーツインストラクター。ジムスタッフメインで入るつもりが子供の水泳体操スクール中心に。水泳は習っていたのでよかったですが、体操は自分でもびっくりするくらい苦手なものなのでずっと不安でした。
水泳体操スクールメインということもあり、シフトはお昼から入ったほうが重宝されます。
なので3月にある程度固定シフトになっていました。従って大学の授業はここから4年間シフトに合わせて組む一般の人とは逆のやり方をします。なんと4年間火曜金曜は必ずお昼からシフトに入っていました。月曜は1年生の時は必修のせいで夜からしか入れませんでしたが、年数が上がっていくうちに入れる時間が早まり、4年生の時はお昼から入ってました。4年間スポーツインストラクターのアルバイトは週3は必ず入っていて、あとは代行でほかの曜日働いたりの生活です。
1年生の時は授業もそこそこ取っていたので忙しかったです。ですが土日はしっかり空けていたのでJリーグは34試合中33試合行くことができていました。

アウェイ広島以外行ってたニート大学生

ゼミに落ちる

自分の大学生活の大きな転機となったのは1年生時の11月です。この時期にゼミ試験がありました。自分の大学は2年生からゼミに入ります。大人数が苦手かつ面倒なことが嫌いな私は学びたいことよりも楽そう(合宿少な目、先生甘め)なものを探していました。そんな考えで楽そうなゼミを見つけ、薄い志望理由で試験を受けた結果見事に落ちました。でしょうねという感じです。
ゼミ試験に落ちましたがあと3回ゼミ試験は開催されます。ところがそのうち2回は土日でJリーグの日程とかぶってしまっています。当時FC東京過去最強レベルに強く、初優勝がかかっていた大事なシーズンでした。ゼミ試験がアウェイ8連戦の最後の試合と最終戦と被っています。アウェイ8連戦すべて行くと決めていて、また優勝が懸かっている最終戦を見に行かないことはありえないので結果ゼミ試験よりJリーグ、あと一個のゼミ試験は入りたいゼミがないのでパス。結果、ゼミに入らない限界大学生の爆誕です。うちの大学では単位さえ足りていれば卒業できる大学で、ゼミに入らない人は1割ほどいるそう。まあ入らない人の多くは留学するためらしいですが。
どんなあほな奴でもゼミに入っている中、自分はゼミに入らず進級。後ろめたい気持ちはありません。

ゼミ試験より優勝決定戦を優先した最終節

コロナ生活でさらなるオワコン大学生へ

ただこのままだと就活で「勉強したことは何ですか?」の質問に答えられないなと思いました。講義の内容で押し通せないし。何もないのはまずいので英語の勉強を本格的にやろうと思いました。家庭の都合上留学する余裕はないですが日本にいたって英語はペラペラになれる。海外旅行もして英語を身に着けようと思った矢先襲ってきたのがコロナでした。
コロナのせいで予約していたオーストラリア一人旅の計画が消え(ACLのためですが、、)、アルバイトのシフトも削られでパニック。お金面は苦しむかと思いきや始めたUberEatsが儲かり、またほとんどお金を使わない生活だったので1年で60万円くらい貯金できました。
ただコロナのせいでさらに怠惰になってしまいます。コロナになると学校に行かなくてよくなりオンラインの授業になります。うちの大学はズーム授業より、動画で説明する授業が多かったので、自分の好きな時間に自分のペースで授業を受けられる神システムでした。これにより大学関連の人とのコミュニケーションは遮断。この結果、大学3年生から所属するコースの選択を忘れる大失態。自分はマーケティングコースに入りたかったのに、金融コースに所属する始末。本当にあほ。
ちなみに英語の勉強は全くしてません。TOEICだけ600点超えれたくらいです、、

限界大学生、就活開始

こうしてサークル・ゼミに所属せずコース選択もしない大馬鹿大学生のまま大学3年生夏、就活に挑みます。
ガクチカがアルバイトしかない私はインターンにたくさん参加していろいろ学ぼうと思ってました。(長期はめんどいので1Dayばっかりだったけど)
就活は周りより少し早めに始めました。早く内定を貰って気持ちを楽にさせたかったから。
3年生からESを出したり、面接の機会があったり。もちろんESや面接で大学生活何をしていたのか」は必ず聞かれます。

特に語れるようなことをしてない自分が大学生活関連の質問をどう乗り切っていたかというと、ほとんどアルバイトと旅行で培った行動力と計画力と答えてました

勉強してない(?)分、アルバイトには相当力を入れていましたし、4年間続けたことで成長できたし、色んな自信がつきました。特に3年目から多くのクラスをメインコーチとして担当することになりすごく充実していました。

また旅行はJリーグの遠征で月1くらいの頻度で行っており、半分くらいは一人で行ってました。
時には一人で韓国で行ったこともあるのでそのエピソードは結構食いついてくれた人が多かったと思います。

一方「何を勉強していたのか」という質問には「ゼミに入っておらず、講義のことしか勉強してません!!」とは言いづらかったので、嘘で研究していることをでっちあげ答えてました。
Jリーグの経営について勉強してると言い張ってました。深堀されても対処できるように調べ上げ対応はできていました。ですがゼミの名前や先生の名前を聞かれると完全に詰みでした...

ついに内定獲得

そんなふざけた就活生でしたが、就活を終えたのは大学4年生の5月です。
3年生の秋くらいにインターンシップで今勤めている会社に訪れ、すごい優しい雰囲気に惹かれました。
そこからその企業は第一志望群に入り、選考を進めていきました。
最終面接後は謎の手応えを感じていました。もちろんガクチカ系の質問は嘘で乗り切りましたが、、(笑)
4月下旬に最終面接を終え、GWは旅行し、4月にGW後沖縄に行こうと誘われ就活終わってないのに承諾してたので4泊5日で沖縄に。そして沖縄から帰ってきた翌日に内定を貰い就活終了しました。そう、最終面接を受けてから謎の受かる自信があり他の選考を蹴り飛ばし就活終了させてました。今考えると超脳天気なやつです。もし落ちていたらどうなっていたのか…

就活終わってないのに梅雨の沖縄ではしゃいでる奴

自分が思う内定を取れた理由

正直分かりません。自分はIT企業に就職したのですが文系未経験で、事業と全く関係してないことを勉強していました。周りはプログラミングの経験があったり事業に関することを学んでいたりと周りの人の方が圧倒的に有利だったのに、選ばれたのは限界大学生でした。多分選ばれた理由は雰囲気だと思われます。うちの企業は能力より人柄で選んでるみたいでうちの企業のほんわかな空気に合っていたのかと思います。(蓋を開けたらうるさいやつなので企業は後悔してると思います笑)
就活してる感じ意外と人柄重視の企業が多いような気がしました。落とされたからと言って能力を否定されているのではなく相性が悪かったと思えば気が楽です。
必ず相性が合う企業に巡り会えるので辛抱強く探していくことが大切だと思います。

という内容を大手就活サイト「リクナビ」の企業ブログに載せたところ、企業内PVランキング1位になってました!しかも2位の記事と3倍も差をつけて笑
自分が書いた記事は軒並みPV数が高く(タイトルで釣ってる感はあるけど)、これもnoteを書き続けていた成果かなと思ってます!

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