2024/05/26 ラオスフェス概論

ということで4:30に起きた。決して眠たくないわけではない。気持ちが肺になっているのだ。やたらと心臓がどきどきしている感覚がある。
西武ライオンズの松井稼頭央監督が休養に入ったとの報が入ったが、私も休養させてもらいたい。休養が必要であれば休養できる点において、プロ野球もまだまだ甘い。
阪神からメジャーに挑戦した藤浪選手は、NPB入りした当初に大阪桐蔭よりもプロの方が練習が楽だといって非難された。でも大阪桐蔭の方が厳しいのは事実だと思う。あら関係ない話だ。

2時間睡眠で起きて何をしたいかと言えばウーバーである。こんな早朝に注文なんか来るのかなと私も思いながらオンラインにした。
流石になかなか来なかった。5時過ぎに一度、6時前に一度、と注文が入ったがさすがに横暴な金額でのオファーなので断ってしまった。どう考えても値段に見合ったものとは思えなかった。
7時前になる。だいたいウーバーは7時くらいから本格的に注文が来る。じゃあ、今からとりあえず外に出て、100円ローソンで朝食を食べながら公園なんかで注文を待とうかとなる。

公園の椅子かただの石の棒かわからないくらいのものに腰かけて、おにぎりを食べながらコーヒーを飲む。ぜんぜん注文が来ない。
もうやけになったので配達はやめることにした。何のために4:30に起きたのかわからない。
そういえば近所の美味しいと人気のパン屋があったな。開店と同時のパン屋でパンを買って食べれば早起きにも理由ができよう。

7時ちょうどにパン屋の前に着いた。すでに数名のおじさんや子連れのお母さんがいた。みんな暇なんだなあ。私なんか別に美味いパンは美味いことを知っているが、日曜に早起きしてパンなんか買いませんよ。
ダブルソフトで十分美味いもんなあ。

一分ほど経つと店のカーテンというかブラインド的なものが開いて開店した。いえーい、とみんなが一斉に入店する。
なんだか私も自棄になっていたものだから、窯焼きカレーパン、通常カレーパンの辛口、きなこまぶしパン、名前のないブロッコリとチーズのミニピザ、ウインナーのパイ生地細長パン、半熟卵のケーキ風総菜パンと大暴れした。開店したばかりでまだ商品もそろっていない、かつ値札も出ていない状況だった。これは美味そうだ、あれも美味そうだ、とひょいひょいトレイにのっけて会計すれば、2000円弱くらいした。
もう500円も払えば焼肉安安で食べ放題ができる金額だ。まあいいや私は自棄であると自負している。なんでこんなに頑張っているのにパンを買うのに躊躇しなければいけないのだ。余裕の顔でパンを買った。
おまけに朝10時まではコーヒーを無料サービスしているものを無視して退店してやった。なんでこんな頑張ってるのに暑い日の熱い朝に無料というだけでホットコーヒーを飲まなければいけないのだ。自棄である。

そのまま帰宅した。窯焼きカレーパンがウマいと評判だったのでさっそくこれを食べる。確かに美味い。表面はパイ生地でサクサクしているが中はふっくら、カレーもスパイス強めで美味いカレーだ。たざ残念なのは、パン生地のなかにレーズンが入っていた。私はレーズンパンが嫌いというほどではないがすすんで食べることは無い。かつてカレー作りにはまったとき、レーズンを入れたら美味かろうと、自分でレーズンを刻んでカレーに入れたことがある。レーズンは刻まれようが煮込まれようが、俺はレーズンなんだと主張してくる。
この主張の強さこそが、レーズンのみでパンを成立させる所以なのだろうが、カレーとレーズンの組み合わせは私の好みではない。結果、これは残念なカレーパンだった。レーズンが無ければ120点であった。

もう腹いっぱいになってしまった。いくら自棄になっているとはいえ、100円ローソンのパンとカレーパンを食べれば腹いっぱいにもなろう。
ということで、8:30頃に少し眠ることにした。10:30頃に起きた。支度して家を出る。
今日は絶対に外すことができない予定があると先日書いたが、それがこれである。「ラオスフェス」である。
昨年も行っていて、なぜ私がラオスが好きなのかというのも軽く書いた気がするから、もし忘れたという方(忘れたほうがいいよ)や最近読み始めたよなんて言うもの好きな人は読んでみることをすすめはしないが、見てもいいと思う。前提条件が書かれていますので。

今年もサンプラザ中野くんさん、パッパラー河合さんのタッグがラオスフェスにやってくるというから行かなければいけない。
昨年は、野外ステージの最後の最後での登場だったから、ライブを見た後に買い物をしようとすると多くが店じまいをし始めているありさまだった。

今年は14時からオンステージだから、買い物なんかも楽しめるだろう。ということで代々木公園へ行く。
もういろいろ書くのも面倒なのだが、原宿の混雑は限界突破していた。竹下通りも当然なのだが、代々木公園へ向かう道も大渋滞。途中のファミリーマートで飲み物を買おうとしたら(お祭りで買うと高いからねグッスン)入店の行列が通りまで出ていた。さすがにたまげた。
大都会東京で、コンビニなんか通りを挟んで向かいに、なんならコンビニの隣にコンビニがあるなんてこともあるこの町でこんなに並ぶんだ。それもそのはずで、原宿はたいへん発展したが不思議なことに駅前にコンビニが二件しかない。そりゃこんなことにもなる。だれか原宿にコンビニを建ててください。よろしくお願いします。

ということで飲み物を買って代々木公園へ向かう。道中、なんかニュースで見たことがあるような景色があった。公園に竹の子族がいた。
かなりお年を召した、日本が栄華を極めた頃にまさしく竹の子族として活動していたおじいさんおばあさんが、革ジャンにオールバックなんかで広場の真ん中に陣取っている。
その近くではアニメキャラクターの書かれた法被を着ていたり缶バッジをカバンに漬けまくっているアンちゃん。大量の犬を連れているお金持ちらしい若者。ランナー風のはっつはつのボディライン丸出し姉ちゃんが走っている。お姫様風ドレスにミニスカート、太ももまであるソックスを履いているいわゆる地雷系ファッションというやつだろうかのお姉ちゃんまで。人種のるつぼである。私は寝不足も相まってクラクラしてしまった。
そんなのは置いておいて、ラオスフェス会場へ向かう。

ラオスフェス会場は平和である。やたらとおらついた人もいない。お祭りはこれくらいがいいもんだ。
14時までまだ時間があるから、さっとラオスグッズを見て、買って。ラオス料理をいくつかとビアラオ(ラオスのビール。これは私は各国のものを飲んだが東南アジアで一番おいしいビールと言い切れる。)を買ってステージ前の席を陣取る。
まだ爆風スランプ登場まで30分ほどあるから、席もまばらだ。ステージではFMラジオ局でパーソナリティ活動をしているという歌手の方が歌っていた。
みんな爆風スランプ目当てだから反応が悪い。こういうお客さんの時が一番演者としては辛いことが私もわかっているから、全力で手拍子とお姉ちゃんとギターのケンちゃんに手を振った。

さあいよいよサンプラザ中野くんさん、パッパラー河合さんの時間になった。さっそく一曲目は「大きな玉ねぎの下で」
疲れた心にしみた。泣きそうになった。でも、別にペンフレンドがいたこともないし、いいかんじになったけどダメだったみたいな経験も無いから泣く理由が無いなと思って涙は引っ込んだ。
でもいい曲だから、大学生の時に聞いたから、歌ったから、泣きたくなるのは必然である。
二曲目は「旅人よ~The Longest Journey」 当時、猿岩石の構成員であった有吉さんの、電波少年での過酷な旅を応援する曲である。馬鹿みたいに熱い歌詞であるから最高に乗れる。
三曲目は「Runner」 爆風スランプと言えばもう言うまでもない、代名詞的な曲。
MCもはさまずに、Runnerの勢いのまま四曲目は「リゾ・ラバ」である。小学生のころ、川本くんと熊谷くんという子がカセットテープにこの歌を吹き込んで、自分で聞いて爆笑していたことが印象に残っている名曲である。

最高なライブであった。いやこれはすごい。ビールも飲みながら、食事もしながら名曲を生で聞ける。ディナーショーなら5万円はくだらないほどの内容ではないか。少し気持ちが上向いたと思ったが、眠たい過ぎる。

その後もステージを少し見ていたのだが、ちょっと違和感があるのはラオスフェスだがラオスに行ったことが無い人がステージに出すぎているというのが気になった。
サンプラザ中野くんさんは一度だけ言ったことがあるらしいが、パッパラーさんはまだ行ったことが無い「死ぬまでに行きたい」とおっしゃっていた。でも、このお二人はスターであるから別に行ったことが無くてもラオスフェスに関わっているだけでフェスの知名度も上がるという効果もあるだろう。
でも、それ以外の知名度の低いタレントさんたちも行ったことが無いというのが気にかかった。どういう人選なのだ。

待って欲しい。私は30年の人生のうち合計2,3か月間ラオスにいた経験がある。卒業論文でラオスのことを調べまくっていた人間である。ラオスフェスなら、私を呼んでくれた方がいいと思わないだろうか。
ラオスフェス関係者様。もしよろしければマセキ芸能社、または私個人にご連絡をお待ちしております。ラオスのためなら火の玉になる覚悟があります。ギャラも無料で良いのだが、それでは忍びないだろうから電車賃だけください。
漫才の相棒、田川くんはラオスを舐めて一度も行ったことが無いので私個人へのオファーがおすすめである。
ラオス漫談、ショートコントを用意しておきます。オチは「ボーペンニャン」で大爆笑をかっさらいます。
ちなみに私の現地感覚で言えば、カタカナにするとボーペンニャンとされるようだが発音的には「ボーベンニヤn」という感じであるから注意されたし。ンを小さく、ヤも小さく、ンをしっかり発音する感じではない。

ということで眠たすぎるので、もう少し会場をうろついて18時ころには帰宅した。20時に眠って午前1時に起きた。ツルちゃんもびっくりな睡眠である。ぷっつんファイブですわ。脳の血管ぷっつん5時間睡眠。
1時からまた活動を再開した。

今日面白いと思ったことは「私にラオス関連の仕事をふれば、日本のお笑い界でトップを狙えると思う。」

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