2024/03/28 ウォーキングののり太郎

二日連続で8:30からバイトの今日この頃。今朝は7:30に起きた。ぎゃあ。
家を出なければいけない時間である。ただ、意外と焦ることはなく、粛々とささっと支度をした。

私は子供のころから遅刻をしないためのポイントを用意しておく癖があった。この通りを何分に通れば遅刻しない。この踏切に引っかかると危険、などである。誰しも持っているものと思っている。
今の住まいからバイトまで、1時間あれば余裕がある。45分だとぴったり~5分前くらいに到着する。
途中に大きな下り坂があるのだが、ここに開始の30分前くらいに通ると吉。というような感じである。

今日は7:48くらいに家を出た。少し厳しそうであり、運悪く信号に多めにひっかかる、おじいさんがゆっくりと横断歩道を渡るなど発生すると遅刻の可能性も出てくる。緊張感をもって向かうことにした。
結果としては、開始の7,8分前には到着した。余裕であった。私の通勤もかなり洗練されてきたということだろう。

そんなわけで到着してしまえばこちらのもので、たくさんだらだらと働いた。やれやれだぜ。13時すぎまで働いて、すす~と帰宅する。
もう忙しくって、日記を書く時間がなかなか取れないもんで、なんとか帰宅してから15時くらいまで日記を書いておいた。えらい!

そのあとは上野にちょいと行った。ここのところスケジュールパツパツなので、何かを得る機会も設けなければおもんな人間になってしまう。そもそもそうだから良いんだよと言われると参ってしまいますが。
まずは上野公園で腰かける。やたらと人が溢れていた。なにかお祭りっぽい感じで出店がたくさん出ていた。上野公園に明るい人ならご存じだろうが、ここには中年から老人くらいの男女が段ボールを敷いて24時間、飲酒喫煙立小便をしているエリアがある。私はそこにいる人たちの明らかに不健康そうな人を見るのが嫌いではない。しかし、今日はおじいさんと異国の方が二人で酒盛りをするにとどまっていた。
なるほど、公園を見渡してみれば、外国からの観光客が戻ってきたのがよくわかる。つい昨年まで、こんなに外国の方はいなかったのだが、今じゃ大量だ。日本人よりも多い。日本は外国よりも人権意識が遅れているなんていうが、このあたりがすごく引っかかる。

日本人はホームレス、ルンペンの人がいても、ああいるなあとやたらとスカートが短い女の子がいてもああいるなあと、車いすや松葉杖をついている人がいてもああいるなあと、ぽこちん丸出しじじいがいてもああいるなあ、いやまてまて警察の方、ぽこちん引っこ抜いてやってください!というくらいの意識で、存在は認識するが無理に関わらない風景として接している。
外国の方は(私が見た一部だけなのかもしれないが)、ルンペンをしかめっつらで見ていくのだ。これってどちらが正しいのかというのはかなり難しい。私のような人間も含めて、恵まれない人に対して恵まれないなと施しを与えることは重要なことだと思うが、一方で可哀そうな人として接すること自体がある種の自分と可哀そうな人という区別が生まれており、仲間意識の外に出してしまうのではないかという常に揺れ動く感覚がある。

これ難しい!スーパー難しい。自分なりの回答を出すことはできるが、社会としての答えを出すことはできない。う~ん。どうでしょう。長嶋さんの青ひげじょりじょりである。

そんなわけで、上野公園をぺこぽこと散歩してから、サイゼリヤに行った。上野のサイゼリヤはいついっても混雑している。私が入った時点ではすぐに席に着けたが、食事をしていると、どんどん入口に行列ができていった。
店内のざわざわ感も、人の声が主な音だからそこまで気にならないが、この音の多さ大きさはよくよく考えれば高架下の店で上を電車が通るくらいの爆音である。ここで働くのは重労働だなあ。お疲れ様でございます。

帰りにまたもゲームセンターに行って、イニシャルDをやった。これ面白いから好きである。子供のころはPSPという伝説を残した名機でイニシャルDをやりまくっていた。あの頃から秋名の下りの景色は変わらないなあ。変わっているかもしれないが。
いつか、せっかく大人になったのでレンタカーで実際に走りに行ってみたいものだ。

その後、電車でGOもやってみた。鶯谷から田端まで電車を走らせてみた。おお~これは面白い。これは子供のころにPSでちょっとやっていた。当時は見たことが無かった山手線も、いまじゃおいらの専用電車と言ってもいいくらい乗ることが多い路線だ。それで、現代の電車でGOは当然CGクオリティも上がって、その場にいるようである。その場にいるよう過ぎて、日常に入り込みすぎている。
ここで気づいたのが、私はよく考えればどこかにこれらのゲームが好きだったのではなく、どこかに行った感覚になれることが好きなのだと気付いた。

この日記でも何度か書いたと思うが、私は旅行に行ってもコンビニやスーパーで買ったご飯を食べる。観光客としてではなく、その地域の一部として過ごすことが好きなのだ。
テレビ番組も、王様のブランチ的な「原宿のレインボー綿あめ」「六本木の新進気鋭バーで飲むカクテル」みたいなことではなく、「町中華」「駅前食堂」「ウォーキング」といったその地域の生活を感じるものが好きなのである。ああ、これは発見だ。今日は上野にやってきてよかった。

今後とも私は旅行に行って、名物は食べないだろう。各地域の暮らしの中にこっそりお邪魔させていただくことにしようと誓った。

その後は上野からウォーキングをしながら帰宅した。23時頃には床に着いた。いやあ疲れました。明日からもまだまだ疲れる。

今日面白いと思ったことは「書を捨てよ、町に出よとは言うが、本を読んだうえで外に出ることが重要なのであることを忘れてはいけないな」

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