2023/11/25 風呂はなるべく入りましょう

今日もまた10:30に起きた。10:30が私にぴったりの起床時間と言うことでしょうか。そういうことでしょう。

起きて、まだまだ眠たいなあと思っていたが眠るには微妙な時間である。
今日は土曜日であるが、13:30から高田馬場でアルバイトがある。このアルバイトは会社は嫌いだが働いている人は悪い人は少ない(その少ない人がひどすぎるという問題はある)ので、多少はだれかの代わりに働くこともやぶさかではない。やぶさめではある。はあ?

昨晩は風呂にしっかりつかって寝たわけではないので、若干汚れを感じている。しかし、しっかりシャワーで汚れを落とすほどの汚れでもないと感じたので、シャワーでもって手でもって軽く汚れを落とした。

風呂の話をしよう。皆さんは風呂がない生活をしたことがあるだろうか。
着るものや見た目をあまり気にしない、小汚いおじさんであるが風呂はとても好きである。できることなら日に2,3度は入りたいタイプだ。
我が実家は両親と姉二人の5人で主に生活していた。そのため、風呂にお湯を張って、冷めたり湯が減れば追い炊きをして入るのが常だった。
もし全員がシャワーで済ませていればガス、水道代はとんでもないことになる。これは節約の効果もあろう。ということで、私は毎日風呂に浸かる生活を18年ほどしていたことになる。

大学生になって、一人暮らしを始めたアパートに湯船は無く、シャワーしかなかった。琉球大学に進学したが、沖縄はわりとシャワーのみ物件が多い。冬でもそこまで寒くならないことで、湯船にゆっくり浸かりたいという感覚があまりないのかもしれない。
進学によって湯船につかることが無い生活が始まった。はじめは何か物足りない気持ちだったが、慣れてくればこれはこれで良いものである。ユニットバスだったので、シャワーを浴びながらその水流でトイレ掃除も済ませたりと自由自在である。
この時の経験から、物件情報などで「風呂・トイレ別」が良い条件として書かれていることに違和感を覚えるようになった。トイレを水で思いっきり洗えた方が楽ちんだし清潔である。

卒業は原付バイクで走り回りながらの野宿生活が始まった。野宿生活と言えば、なかなか風呂に入られず汚いと思われるだろう。
それが何ということでしょう。沖縄から鹿児島に渡り、九州を一周したが、九州は湯の国である。そこかしこで温泉が湧いており、そこらへんで温泉に入ることができる。それも共同浴場と言う文化があり、100円200円で天然温泉に入られる。
九州一周中は風呂には困らなかった。一日に何度も温泉に入ったことも多々あった。

続いて四国遍路であるが、これはきつかった。遍路はリアル山道を延々と歩き、東屋にテントを張って寝る。1週間近く風呂に入れないこともあった。
そういう時は公園の冷え冷えの水道水で頭を洗い、濡らしたタオルで体をぬぐって寝る。これは辛い。しかし、これも修行であると耐えた。
昔、夏場に遍路をする場合は川に入って風呂代わりにしたらしい。確かに山道が多く、道中何度もきれいな川と遭遇した。
私は2月から5月くらいにかけて歩いたので、川なんか入れば死んでしまう。手で洗った洗濯物が、寝ている間に凍っていることもあった。よく死ななかったな。

東京に上京してからは、風呂無し物件に住んだ。しかし、運よくベランダがついてる物件だったので、お湯を作ってベランダで体を洗ったものだ。あれは冬場は辛かった。よく死ななかったな。
しっかり石鹸を泡立てて体を洗っているのだが、やはり体の汚れが完全に落ちていない気がする。たまに銭湯に行けば、毛穴の奥の奥まで汚れが無くなっている感覚になる。湯船につかるのはとても大切であることを銭湯から学んだ。
銭湯に行くにはお金がなく、それでも風呂に入りたいときは近所のコインシャワーを使った。このコインシャワーもよく故障しており、200円を投入したのに水シャワーしか出ないということがよくあったのだ。死ぬかと思った。

上京のフェーズ2に入ると近所のトレーニングジムのシャワーに入るようになった。きれいで温かい水が使い放題で最高である。
風呂無し物件は人気がなく、東京都は言え2,3万円でかりられる。トレーニングジムは月額8000円くらいだ。おまけに家での調理をIHにすれば家にガスを通さなくて済む。基本料もかからない。
当時の私は月4万円くらいですべてのインフラを賄っていた。賢いねえ。

こう見ていくと、見事な成り上がりである。家無し、風呂無し、浮浪の人が東京で少しずつ生活を改善していく、人生ゲームのようである。感動的な話だ。
風呂の話をもっとしようと思ったが、話が長くなってきたのでここらへんでいったん終わらせる。

バイトに向かう。到着する。まだ昨日の分の日記をぜんぜんかけていない。
なんとかこのバイト中に書けないものかと思案した。ほどよく暇な日だったので、バイト先のパソコンのメールで日記を書いて、自分のスマホに送った。それをコピー&ペーストして投稿した。なんとか完了である。
ふー。疲れた。しかし、これは日記執筆のマネタイズもできている。良いじゃないか。

皆さま忘れていると思うが、毎日のこの文量の日記を私はお金をもらわずに書いている。いかに私が変態で、こうやって書いていることが楽しいから、自らすすんで書いているからと言って、毎日1・2時間をお金を儲けずに執筆に使っていれば生活も苦しくなる。
なんとか、少しでもお金になればいいなという気持ちはある。嘘はつかないと決めたこの日記だからこそ書く。お金が欲しいですね。ああ、お金が欲しい。納税してぇ~。納税したくねぇ~。

いや、しかしこの日記を読んでくださっていることで、私を応援したいと思っていただける方も増え、結果的にライブへお越しいただいたりでお金は頂戴している。皆さんは気にしなくていいです。投げ銭はいいので、今後ともライブにお越しいただければと思う。
ああ~納税してえい。納税したくないぃ~。

18:30までバイトをした。今日はかなり暇なほうで、締め切りが間近なネタもないため少し長めに働いた。
帰宅しようとバイクにまたがると、サイドミラーがとても緩んでおり、くるくると回った。
工具もないため、少し手で抑えながら、時折はくるくるの状態のままで帰宅した。明日の朝一で直そうと思う。

さあ、今日は愚痴が多めになった気がする。いや、普段はもっとひどいか。
ああ今日も辛かった。いつか日の当たる大通りを歩ける日が来ればと思う。私は日陰者。これを読んでいるあなたは、草むらの大きめの意思をひっくり返して、虫を見ている変態である。変態同士仲よくしようではないか。

日記を書く変態に、読む変態。同じ変態なら書かにゃ損である。
うまい!四国遍路の話をしたあとに徳島阿波踊りをもじってオチをつけたねえ。にっぽんいち!

今日面白いと思ったことは「風呂は入れるなら毎日入ったほうがいい。うんちも出やすくなりますよ。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。