【ボードゲーム×子ども支援】誰でも創れる絵で自己表現&自己理解
こんにちは。ばいそんです。
みなさん、今年もよろしくお願いします!
今回はCanvasというボードゲームをWISC-Ⅳの観点も用いながら皆さんにお伝えします!
Canvasとは
Canvasとは既に絵が描いてあるクリアカードを何枚か重ねてテーマに沿った絵を完成させるゲームです。
テーマごとに評価点が決まっており、その評価を満たせばリボンを貰え、そのリボンが多い人の勝ちです。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
子ども支援の観点でのルールとは異なる使い方
ルール通りにやっても楽しいのですが、今回は以下の目的のために少し違う使い方をしてみます。
あなたには伝えたいけど伝えられないことってありませんか?
例えばこの前見たとっても素敵な洋服があったとします。友人に「あの服すごくよくない??」と伝えたいけど、写真もなければ、ネットでも見つけられない。私はそんなとき諦めてしまうのですが、ちょっとモヤっとした気持ちが残ります。
今読んでいるあなたには私の考えている洋服は伝わっていましたか?正解は下のものです。
伝えたくても伝えられない気持ちを表現する手段
VCIが低く、言葉で伝えたくても伝えられないというのはそのモヤモヤを持つことであり、それが蓄積されると自信にも直結するはずです。
洋服を伝えられないのもモヤッとしますが、気持ちを表現することが出来ないのがもっと辛いです。
学校でこんなことがあって、こんな気持ちになって、私は悲しくて悔しい!私の心の中はぐちゃぐちゃなの!!!
なんて伝えられればいいのですが、大人でもなかなか伝えられないですよね。でもなんか頭の中ではこんな感じなの!ってモヤーーーっとある気がすることが多いです。
そこでこのゲームをゲームとしてでは無くコミュニケーションツールとして使うこともおすすめしてみたいです。
どのように使ってみるか
例えば「下の絵みたいな気持ちなんだよね…」と教えてくれたとします。
その時こどもに「何があったの?」と聞くのもいいかもしれません。私なら「この女の子みたいな感じなの?」と聞いてみるかもしれません。
「ちがう」と言われるかもしれませんし、「猫とか女の子とかじゃないの。こんな気持ちなの。」と言うかもしれません。
「しょぼーんというかんじ?」「ふーって息を着くかんじ?」など擬音語を使って聞いてみるのもいいかもしれません。
このような創ってくれた絵に対して、質問を介して子どもたちがすこしでも気持ちを吐き出せて、スッキリできることを願いながら話してみます。
違う言い方をすると、自分を整理できる手段がひとつでも増えることを目指して話してみます。
これが正解ではありませんが、ひとつの手段にしてもらえたら嬉しいなと思います。
もちろんゲームとして使っても、とても楽しくできるゲームですので、ぜひ楽しんでみてくださいね!
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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