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出会えてよかったあるドラマの話。

今日は、私がすごくすごく感謝している、大好きなNetflixオリジナルドラマを紹介します。

最近Netflixで話題の韓国ドラマ「今日もあなたに太陽を 〜精神科ナースのダイアリー〜」をご存知ですか?

大学病院で働く看護師チョン・ダウンが内科から精神科に移り、違った環境で生き抜いていく姿を描いたドラマ。全12エピソードで構成され、ドラマを通してメンタルヘルスをはじめ、精神科のリアルを学べたり、ロマンスドラマ要素もあって見ていて飽きないドラマになっている。

わたしまとめ。

個人的ではありますが、12エピソードをみた感想をここに記したいと思います。なるべくネタバレしないように書いてみます笑

このドラマに救われた。でも、

私を癒してくれた、

正直、人生で初めて、自分の支えになってくれそうな、聖書になりそうな、そんなドラマでした。というのも、私自身大学を休学中なのですが、メンタルを理由に休学しました。はじめて公にしますが、パニック障害と双極性障害と戦っている最中です。

海外の大学に通っているのですが、通学中のバスの中で突然過呼吸になったり、涙が溢れ出ることばかりでした。
自分でも限界が来た、と感じ休学を決意しました。

このドラマとの出会い、

東京の自宅に帰ってきたのですが、母親がこのドラマを見ていたことをきっかけにこのドラマの存在を知りました。
私の母親は内科の看護師をしているのですが、このドラマを見ながら「精神科の看護師になりたい」と言っていました。

私はその言葉を聞き、大変そうなのになぜだと聞きました。

「精神科で働けば午後5時の定時で帰れる。精神障害者は頭がおかしいから割り切って仕事ができて内科より楽だ」

涙がとまりませんでした。

原因がわからないのに過呼吸になり、涙がとまらず、元気な日もあるのに部屋の中でまったく動かず消えてしまいたいと思う日もあって。
毎日不安という暗闇の中で過ごしているのに、一番近くで優しくして欲しい人がそんなことを言うなんて、この人には一生理解してもらえないんだ、という失望と、私は頭がおかしい人間なのか。とそう思いました。

1週間後、このドラマを見て限界まで病んでやろうって思い見始めたのですが、結果は真逆でした。

精神障害は誰でもなりうる。誰でも心を病む可能性と隣り合わせで生きている。だから心が壊れてしまうのはおかしくなんかない。
このドラマは私にそんなメッセージをくれました。

私はこのドラマを見るまで、正直心を病んでいて社会に適応できない自分を責めていました。
なんでみんなが普通にできることができないんだろう。なんで当たり前を当たり前にこなすことができないんだろう。他人の一言で簡単に傷ついてしまう自分はなんて弱いんだろう。そう思ってました。

でもそれが普通で、みんなはそれを隠しながら必死に生きているんだ。一人じゃないんだ、って思えました。

心うたれたシーン、

劇中で、壊れた心と闘う患者に対して罵倒を浴びせるシーンがあります。正直見ているのが辛かったのですが、周りの人たちが全力でその患者を守り、患者が回復していくシーンがありました。そのシーンでは、人に迷惑をかけることがいけないことではなく、人に何も言わずに亡くなっていくことの方が迷惑だ、とそんなメッセージがあるように取れました。

他人に対して「死ぬな」という言葉をかけるのは正直無責任だと思っていました。私も言われたことがあります。お世辞だと、とりあえず言っているだけだと、そう思っていました。

でも、言わせてください。
あなたが亡くなった時、あなたは知る術もないけれど、あなたを心配している人が一人でも一匹でもいるはずです。それが誰であろうと、悲しんでくれる人がいる限りあなたは生きる目的が、価値が、あると思うのです。
私は自分にもこのメッセージを自分で送りつづけています。

大切なものは失ってはじめて知るなんていうけれど、あなたが「いつかなくなってしまう儚い大切なもの」であるということを心に留めておいてほしいのです。だからこそ生き続けるのです。

メンタル、

いつか、このnoteで自分のメンタルについて詳しく書きたいと思っています。私は今も自分の自己肯定感の無さと闘っている途中ですが、同じような悩みを持つ方に、一人でも多くの方に、届いてほしいです。
だから今は、少しだけ自分を労る期間を楽しみます。
自分を大切にするなんて難しすぎるけど、ちょっとずつ。頑張ります。

このドラマが、このnoteが、誰かの目に留まり、みなさんがこのドラマを見て何かプラスになるものを手に入れられることを願うばかりです。

みなさん十分頑張っていますので、無理せず、適度に、毎日を過ごしてください!

それでは、

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