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【BadCats Weeklyまとめ】3月19日〜30日号

“コトバと戯れる読みものウェブ”こと、BadCats Weeklyの編集長とら猫です。当サイトではライターさんの個性を尊重しながら、エッセイやレビューなどを書いてもらっています。

こないだレンタルで『フロッグ』という映画を観たのですが、これが思いのほか掘り出し物でした。一世を風靡した『カメラを止めるな!』が引き合いに出されるのも納得の、前半でばら撒かれた数々の伏線が、後半で心地よく回収されていく、謎解きのカタルシスを満喫できるスリラー系サスペンスです。あまり話題になっていませんが、おすすめです。『恋愛小説家』のヘレン・ハントがいちおう主演です。

それではBadCats Weeklyに最近掲載された記事を、まとめて振り返っていきましょう。

“エンタメ考察ライター”こと、安藤エヌさんによる和山やま著『カラオケ行こ!』についてのエッセイ風レビュー。

寿司ネタといえば、編集長が一番好きなのはコーン巻きです。寿司じゃねえよ、という突っ込みが四方から飛んできそうですが、すみません、これが一番好きなんです。くるくる寿司へ行くと毎回5皿くらい食べます。家でも簡単に作れるのでしょうが、寿司屋のちょっと非日常的な雰囲気の中で食べるコーン巻きが最高に美味いんですよね。

『カラオケ行こ!』については、こちらのメディアでも同じく安藤さんが綴っております。

“書くことは息をすること”だという、碧月はるさんによる映画『ブレイブ』のレビュー。

「私たちは、何のために歴史を学んできたのだろう」と碧月さんもこの中で綴っていますが、これは本当に痛感しますね。「歴史は繰り返す」とはよく言ったものです。人はなぜ、何千年も生きてきた経験がありながら、同じ過ちを繰り返してしまうのか。新しい命が生まれるたびに、過去の蓄積もリセットされてしまうのなら、歴史を紡いでいく意味なんてあるのかと、つい、厭世的になってしまうのです。うう。


“サブカル好きライター”こと、こばやしななこさんによる「誰かがいるような気配」についてのエッセイ。オチも素敵な一編です。

うちの実家も昔は、このエッセイの中に出てくる「ねじ締り錠」でした。ねじみたいな鍵をくるくる回して閉めるタイプの錠前なのですが、子供ながらにとても頼りなく感じたのを覚えています。特に我が家のねじ締り錠はねじ山がもう駄目になっていたのか、窓にちょっと衝撃を与えると、すぐにぽろりと外れてしまうのですよね。余裕で泥棒に入られそうでしたが、幸い、そういったことは一度もなかったです。平和な時代でした。

最後に何の知見も得られない、編集長のショートエッセイも併せてどうぞ。最新作は「早朝からクマに襲われた話をされた話」です。


周囲でもワクチンを打ったという話がちらほら耳に入ってくるようになりました。それではまた次回のまとめで!

これもう猫めっちゃ喜びます!