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伝わる文章とは?その5「誤字脱字は信用をなくす」

プロの校正者の目を通さないで文章を世に出すってのは、物書きとして結構な勇気がいる。誤変換・誤字脱字が1つや2つあったところで命に関わるようなことはまずないのだけれど、「こんな漢字を間違えてる」なんて笑われるのはイヤというか、「アタマ悪っ」って思われるのがイヤというか……。

仮にも文章を書いて飯を食ってる(=報酬を受け取っている)人、いわゆる“ライター”が誤変換・誤字脱字だらけの文章を書いてきたら、編集者としてはそのライターの仕事に対する姿勢を疑ってしまう。「あぁ、このライターは雑な仕事をする人なんだな」って思ってしまうのだ。

あなたが生まれてきたことは素晴らしい軌跡」ってのを目にしたときは「そこは“軌跡”じゃあなくて“奇跡”だろっ!」って心の中で突っ込んだ。イイこと言おうとしてるのに、もう台無し

プロとして書いた記事じゃなくても、誤変換・誤字脱字が山盛りだったら、その内容は信憑性を疑われる。だって雑な仕事をする人が書いた記事なんだから、事実誤認とかもいっぱいありそうじゃない?

誤変換・誤字脱字はできるだけ減らす。自分の文章を第三者に読んでもらう前に1回や2回は読み直してみるってのは、読んでくれる人に対しての礼儀だ。できれば音読することをオススメしたい。

誤変換・誤字脱字よりヤバい「誤用」については「その5」で。


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