クレデンザ1926×78rpmの邂逅 #45~ヨハンナ・ガドスキ「メトロポリタンのディーヴァ、ワーグナーを歌う」
ニューヨーク時代のマーラーに欠かせないソプラノ・ドラマティコグスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911)が1907年12月、47歳の時、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン・オペラから招かれ新大陸に渡ったことはよく知られている。
そしてこの年、彼は心臓病であるという診断も受けた。
残された人生は3年半だった(写真は1907年当時のマーラー)。
既にウィーン国立歌劇場総監督時代 (1897-1907)、大胆なオペラ上演改革を断行し、現在、我々が接す