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📖未来のだるまちゃんへ を読んで📖

去年
Bunkamuraで開催された
「かこさとし展」
に行ってきました

3Dになった絵本のキャラクターや
グッズ達の前に我が子を立たせて
写真を撮る親たちの
その顔が一番
キラキラワクワクしていたのが
とっても印象的でした

展示場の壁の所々に
一節の文章が書かれていて
それらがとっても心に響いたんです

その文章全てに
(未来のだるまちゃんへ より)
と書かれていたので
是非とも出口前の物販で買おう
と思ったら残念ながら売り切れ

その後立ち寄った本屋さんで
この本を見つけた時の嬉しさは
格別でした

過去の子供に対する思い
現在の子供に対する思い
未来の子供に対する思い

それを語りながら
決して格好をつけるわけではなく
苦言を言ったり綺麗にまとめようとするのでもなく

読んでいると
「君ならどうする?」と問いかけられているような緊張感と
「子供と関わっていきたい!」とあらためて思わせられるような期待感を感じました

この本は
子供のことを
子供たちたちと接することから
全身全霊で子供達に教えを乞うことから
学んできた
かこさとしさんの言葉です

子供達は持っている言葉こそ
大人よりも少ないけれども
感じているものは大人など及ばないくらい
たくさんのことを感じているんだと

自分の子供の頃を思い出してみれば
一目瞭然にわかることかもしれませんが

それがどうして自分が大人になると
子供のことがわからなくなってしまうんでしょう
大人という立場責任がそうさせるのでしょうか

子供も大人も関係ない
自分以外の人間は自分にとって
先生になることはあっても
決めつけたり、ましてや見下すような対象ではない
そんなフラットな心持ちで色んな人と接していきたいと思いました

その一方で
世の中の嘘と実態をいろいろな出来事から
体験されてきたかこさとしさんが
世の中の嘘に惑わされずに
自分が納得するまで
しっかりと向き合う覚悟も感じ
脳みそがピリピリするような感覚も味わいました

カバンに入れておきたい本が
また一つ増えました

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