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「お蕎麦」って身体に良いって聞くけど、本当のところどうなの?

うどんはダメだけど、お蕎麦はOk!
ダイエット中にそんな言葉を聞いたことある方も多いはず。10割蕎麦だとグルテンフリーなのでそういった点からも女性から人気な「お蕎麦」。
でも実際なにが良いのかよく分かっていない方もいるのではないでしょうか。今日はそんな蕎麦の真相に迫ってみようと思います!

蕎麦vsうどん▶︎なぜ蕎麦が人気?

蕎麦は引っ越し蕎麦や年越し蕎麦など一年の節目に食べられることが多いですよね。実は蕎麦は縁起の良い食べ物と言われています。蕎麦がうどんと比較して切れやすいことから悪縁を断ち切るという意味合いや、長く伸びるので長寿を願う意味などが込められているようです。

栄養価の面でもお蕎麦が注目されています。消化の良さに関してはうどんに軍配が上がるのですが、食物繊維の量やGI値、グルテンフリー、ポリフェノール(ルチン)が含まれるなど栄養価の観点では蕎麦が圧勝です。美肌ビタミンのビタミンB2・B6も豊富に含まれてるので、ダイエットだけじゃなく美容にも嬉しい効果がありそうです。ビタミンB群は、脂肪・糖質の代謝をよくする働きもありますよ♪

お蕎麦のデメリットは?

お蕎麦の良い点についてお話ししてきましたが、つづいてはお蕎麦を食べる上で気をつけたい点についてお話したいと思います。
お蕎麦はビタミンAやビタミンCはまったく含まれていないため、お蕎麦だけ食べていても補えない栄養素があるので注意が必要です。

なにを食べるにしてもですが、1つのものだけ食べる「偏食」は、腸内フローラの多様性の観点からも、栄養価の観点からも良くありません。いろいろな食材をまんべんなく食べて栄養素を摂りいれるのがベストです。山菜蕎麦など付け合わせでバランスを取れると良いですね♪

また1番気をつけたいポイントは、何割蕎麦かという点です。10割蕎麦は「蕎麦粉」が100%なので上記で述べてきたように様々な栄養素を摂ることができますが、スーパーなどで売られているお蕎麦のほとんどは原材料表示の1番上に「小麦粉」が記載されています。せっかくお蕎麦で健康になろうと食べていたものが本末転倒ということもあり得るので、注意して選んでくださいね。

「蕎麦湯」って実際どうなの?

蕎麦湯には蕎麦の栄養がたくさん含まれていると聞いたことが一度はあると思います。お蕎麦には良質な水溶性食物繊維が豊富なため、茹でた際に蕎麦湯に溶けだしている食物繊維を摂ることができます。またビタミンB群も水溶性なので、蕎麦湯を飲むことで溶け出した栄養素も摂り入れることができます。

ただし、お蕎麦に含まれるポリフェノールのルチンについては水溶性であるとかないとか様々な議論が繰り広げられているので、アンチエイジング目的で飲んでいた場合は効果がなかった...なんてこともあるかもしれません。とはいえ、さまざまな栄養素を摂ることができる蕎麦湯はどんどん飲みましょう♪

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夏は冷たいお蕎麦が美味しいですが、身体が冷えてしまうので蕎麦湯を飲むことで身体を温める効果もありますよ♪

うどんと迷ったときはお蕎麦を選択するなど、生活に無理のない範囲でお蕎麦をとりいれるのも良いかもしれません。

以上本日はお蕎麦のお話でした〜♪




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