【新卒就活事情】30人以上の学生とOB訪問して分かったこと
数年前までのOB訪問とは、自分の所属する大学の先輩にアポイントメントを取って、会社の話を伺うことを指していました。
私が就職活動を行なっていた10年前のOB訪では、大学の就職センターに行き、名簿に記載されている連絡先に電話、またはメールしてアポを取ることが一般的でした。
10年が経過した2021年現在、ベンチャー企業が立ち上げたMATCHERというアプリが活躍しています。
コロナ禍ということでオンラインでのOB訪問が一般的となりアプリを介してのやり取りが加速している現状です。
このアプリでは、自身と異なる大学のOBでも連絡を取ることが可能なため、今までのOB訪問の価値観、形態を良い意味で破壊しているアプリです。
コロナ渦の今、オンライン会話で済ませることが一般的となったため、このアプリでオンラインで完結するスタイルはとてもマッチしていると感じております。
以下では私がこのアプリを通して、30人以上の学生と会話して感じたことを記載します。
コンサル人気
外資系コンサルティングファームがとても人気です。
元外資の人が立ち上げたベンチャー企業のコンサルファームも、かなりの数を新卒採用している印象です。
(ベンチャーのコンサルが大手外資のコンサルかで迷ってる人が多い印象です)
コンサルティングファームは、新卒でも500万円弱の高年俸が提示されるので、日系企業よりもスタートラインから収入が高く、魅力的です。
メガバンクより信託銀行が人気
宅建などの資格を取ることができるため、転職の際に武器になるものが身につく印象があり、信託が人気です。
また、以下の理由も多く伺えました(実際はどうか私は分かりかねます)
・メガバンクよりは業務が楽で給与もあまり変わらない
・メガバンクの様な政治、派閥争いが少ない
中国からの優秀な留学生多い
前職の中国人の後輩が言ってましたが、中国で争うより、日本に来た方が楽でだ、と言ってました笑笑
本当に優秀な中国人はアメリカや中国名門大学に行き、そこから漏れた人は中国内の中堅大学に行くよりは、早慶などの日本の名門校に留学し、日本の優良企業に就職する方が、中国国内で争うより、競争は厳しくなく、道が開けるため、留学したと聞きました。
TOEIC高得点者だらけ
コロナ禍の前までは昔よりは安い金額で留学が気軽にできていたため、アメリカに行って英語を学び日本に帰ってきた、英語ペラペラ学生だらけでした。
英語以外の言語に強みある人多め
英語がnative並みに会話できる事はもちろんのこと、フランス語やロシア語を話せる日本人も散見されました。
留学が昔より行きやすく、また親の仕事の関係で海外が身近な学生が多かったです。
また中国や韓国の方は大学から日本に留学し、そのままこちらで就職という形も増えています。
その場合、彼等は母国語はもちろん、英語、日本語が話せるので基本トリリンガルです。
多数企業へのインターン参加
インターンを経験し、そのまま就職することも一般化しています。
UNIQLOが良い例です(大学1年のときから囲うので経団連にはしばしば批判されていた気がします)
また様々な企業で実務経験を学び、就職活動で実務経験として話す題材としているそうです。
バイト先としても高い時給になるインターンシップは魅力的に映るそうです。
転職前提
2~3年で力をつけて転職をする、そのために新卒で選ぶ会社としてどこが最良か、をよく聞かれました。
そう言った意味で、厳しい環境で力を付けることができるコンサルティングファームが人気です。
またコンサルは2~3年で転職が当たり前の環境のため、転職前提の学生から人気が高いです。
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