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なぜ転職したのか。『素の転職理由』

 あなたはなぜ転職したいのですか?という質問にストレートに答えられるでしょうか。私は答えられませんでした。なぜといわれてもなんとなく、飽きた、人間関係が悪い、キャリアップなど多々ありますがそのなかでも理由のバランスが重要かなと思います。

 結局は複合要因であり私も正直これ一つという転職理由はありませんでした。キャリアップして大きな仕事がしてみたい、ルーティンワークで業務が面白くない、人間関係が合わないと理由はいくつかありましたが4:3:2くらいの気持ちでした。なので転職したいときはどうしてもしたいのではなく、転職活動を始めてみてオファーを待ってみてもよいのかなと思います。よく言われていることですが『転職』にはリスクがありますが、『転職活動』にはリスクはありません。内定をもらっても蹴ればよいのです。そのくらいの感覚でやる価値は十分あるのではないでしょうか。

特に前職ではルーティンワークで少し退屈していました。退屈したくらいで少し我慢すればいいのではと周囲からも言われましたが、どうしても仕事が仕事としてしか考えられなくなり、憂鬱で先が見えず気持ちが不安定でした。20代前半は仕事だからと割り切りプライべートと区別していればよいと思っっていましたが、この人生100年時代を生きていくうえで仕事の時間が憂鬱だと人生が終わると思い転職を決意しました。

仕事をのめりこむようにしたい、そのためにどうしたらいいのかを考えた結果、私は10代の感情をもう一度思い返し自らが興味をもっていた環境問題に携われる職種(いまでこそカーボンニュートラルと名前が出ていますが当時はなかった)に転職したいと思いました。当時はカーボンニュートラルというワードすらなく武田邦彦先生の『環境問題はなぜ嘘ばかりまかりとおるのか』、アメリカ前副大統領ゴアの『不都合な真実』という本を高校生ながらに読んで衝撃を受けた覚えがあります。あの多感な時期に読んだからこそ直接心にしみたのだと改めて感じます。皆さんもぜひ青年時代に読んだ本を思い返してほしい。私が中高生の時はスマホ、電子書籍もなくお金もないので立ち読みをよくした覚えが今でも鮮明に残っています。幼少期や青年期に興味のあった活動をどんなジャンルでもよいので思い返してみると意外な発見があり、自己を見つめなおす機会にもなるのでよいと思います。ぜひ当時を思いだし回想に浸ってみてください。

 合わせて転職理由としては地方から抜け出せない歯がゆさを感じておりました。30歳という一つの節目の年齢でもあり悩んでおりました。エンジニアリング業務の立会仕事をしており、現場は体力的にも続かないということを改めて認識し転職を決意しました。仕事の幅が狭く、文章も書けない、ルーティンワークを長年やってることからこの仕事以外何もできないのではないか焦っていました。このまま年を取ったらどうなるのだろうと。
考える仕事がなく、ルーティンワークで業務内容も決まっておりそれを永遠と繰り返すような日々でいいのかと自問自答しておりました。
最近の20代の新卒では転職が当たり前の選択肢としてあり、自分のキャリアが行き詰まることを恐れ転職している人も多々いるのでそういった人と心境は近いのではないかと思います。焦りや不安はある意味人間の防衛本能でもあるためそこに気が付いたので良かったと今では思っております。

まとめると
・転職理由はいい理由、悪い理由も踏まえてバランスで考える。
・幼少時代や青年時代に興味のもったことを思い出す。
・焦りや不安を突き詰めて考える。


以上です。ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。


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