マガジンのカバー画像

徒然日記

338
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

徒然日記~1日1枚プロジェクト

「1日1枚以上の絵について、何か文章を書くようにしよう」
最近、そんな計画に着手し始めた。
言ってしまえば、アウトプットを通して、アートの知識をさらっておこう、身に付けよう。
いつでも、ネタとして取り出して使えるようにしておこう、と。
例えば昨日は、ブリューゲルの〈バベルの塔〉。
数年前は、「ふーん」と横目で見ていた作品と、改めて向き合うことともなった。
他にも気になる画家や作品について、ちょこち

もっとみる

徒然日記~エリザベス二世の国葬

ブリューゲルの〈バベルの塔〉についてまとめるつもりだったが、予定変更。
先程まで見ていたイギリスのエリザベス二世の国葬について少し。

まず参列者の多さにびっくり。
天皇陛下ご夫妻は、一体どこにいるのかもわからない。
そして、各地に集まり、葬列を見つめる人々を見ていると、女王が、どれほど愛され、慕われていたかが染みてくる。
在位期間は、ヴィクトリア女王の記録を塗り替え、70年。
Queenの国のイ

もっとみる
徒然日記~ミレーの話

徒然日記~ミレーの話

自分のこれまで書いた記事について見返してみると、決してオールラウンダーとは言えまい。
ジャンル区分を考えると、宗教画や神話画、肖像画などについてが多く、風景画や風景画家についてはあまり書いていない気がする。

そのためか、西洋美術でも、未開拓、というか、書く機会、詳しく調べていない画家は少なくない。
その一人が、バルビゾン派の農民画家・ミレーだ。

ゴッホが尊敬し、強すぎるほどの思い入れを抱いてい

もっとみる

徒然日記

エリザベス2世女王が亡くなられた。
在位期間は、それまでのダントツ1位だったヴィクトリア女王の64年を越え、70年にも及んだ。
そのためか、「イギリスは女王の国」というイメージが定着してしまっているのは、恐らく私だけではないだろう。

数年前、ロンドンに行った時、エリザベス女王の等身大のパネルを空港かどこかで見たことがふと思い出された。
美しい笑顔は、まさにイギリスの象徴だった。

先日の新しい首

もっとみる
会いたい作品

会いたい作品

今会いたい作品をあげるなら、エドゥアール・マネの〈散歩〉だ。

印象派風の緑の筆致を重ねて描かれた背景。
そして、主人公である女性がまとう黒!
〈すみれの花束を身につけたベルト=モリゾ〉といい、彼の黒の扱いは独特だ。

特に、女性というモチーフと組合わさると、魅力はいや増すように思える。

徒然日記~三本目!

課題シナリオの三本目、ようやく終わった。
「時間軸」の書き方について、講師から突っ込まれる可能性が大きいとは思うが、それでも完走できた。
今回の目標の一つは、「なるべくブランクを開けずに書き、提出する」こと。
前は、一本書きあげるだけで青色吐息で、他の受講者がどんどん課題をこなしていくのを見るのもつらかった。
自分は何をやっているのか、と。
「書かなければならない案件がある」と言って、目を背けてい

もっとみる

徒然日記~仕事は二つ持つ

仕事、というか、書くことについて、最近思ったことが一つ。
一つの目標にばかりこだわりすぎると、煮詰まった時がキツイ。
先に進むしかない、と思うから、余計気持ちばかりが急いて仕方ない。
意識を一次、引き剥がすためにも、並行してすすめる何かがいる。
それを今日改めて実感させられた。

今の手近なノルマは二つ
・課題シナリオ「帽子」の完成
・水曜日の「美術こぼれ話」に向けた準備

どちらも思うように進ま

もっとみる