【詩】期待
期待することで、
裏切られることで、
気づくことで、
傷つくことで、
救われたかったのだとしたら。
それは最初から空っぽなものだった。
どこかすり寄っていたもの、
感情に寄り添ってほしかったもの、
ぜんぶ空っぽなものだった、
わたしはなにを期待していたのだろう。
必死に手を伸ばして、この手をとってくれることだけを願った。
それは、わたしに決められることじゃなくて、
空っぽなものだとしたら、
過ぎ去っていく感情に、今日も追いつけなくて、
信じたかった、信じていたかった。
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