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【‘‘書くことの本質について’’】

『書く習慣』から学んだ‘‘書くこと’’の意義について

私はこれまで普段の生活の中で、‘‘読むことについて’’は色々と考えてきました。

同時に、たくさんの本を読むことも心掛けてきました。

ですが、‘‘読むこと’’については考えても、‘‘書くことについて’’真剣に考えた事はあるかと思うと、考えた事はないなと自覚しました。

私は今年の3月からTwitterを始めて、4月にはnoteを始めました。

書く活動を始めてから、どちらも半年は過ぎた事になります。

私が何気ない日常の中で、感じた事、思った事、人と実際に会って会話した事、SNS(Twitter、note)でのやり取り、本を読んで学んだ事、全ての行動を一つ一つ取ってみると、私はそうした断片的な出来事をTwitterやnoteを通して、無意識的に発信している事に気付きました。

私が以前に、Twitterやnoteで‘‘書くこと’’に対しての考えをまとめたつぶやきがあるので、こちらのツイートも読んで頂けると幸いです。↓


自分の思いを乗せて文章として、書き記したものにはその人の言霊が宿っているものだと私は解釈しています。

記されたあらゆる文章というのは書いた本人の思考の生き写しのようなものであり、小説や詩、エッセイ、評論、あるいはSNS上での日常会話など、私たちが普段目にしているものは、たくさんの人たちの色んな思いが詰まった、言葉の大海原であると感じます。


書くことを通して、自分の思いを相手に伝えて対話をするということ。

‘‘書くこと’’とは、つまり、自分との対話であり、相手との対話でもあると思います。

しかし、私はこれまでTwitterやnoteなどで、自分にとって‘‘書くこと’’とは何か?

あるいは、‘‘書くこと’’の意義とはなんだろうか?
と、色々と考えながら悩んでいました。

ですが、ある本と出会い、私にとっての書くことの意義が明確化されました。

それは、ライターとしてご活躍されている、いしかわゆきさんの著書、『書く習慣』という本であります。↓

文章を書くことについて、モヤモヤしていた自分でも分からない大きな悩み。

書きたいけど、何を書いていきたいのか分からない。

書くモチベーションが上がらない。

これまで、抱えていた全ての悩みがこの一冊で解決され、実際に今こうしてスラスラと文章を書いている私は文章を書くことに夢中になっていると感じています。

人生なんて、「書く」だけで変わる

いしかわさんが、本書で書かれていたこの一文を読み、確かにTwitterやnoteを始めてからのこの半年近い間で、私は大きく変われたと感じます。

この本を手にする前までは、私にとって書くことよりも、読むことの方が個人的には大切で、自分の思いを言語化して文章にするというのは体力を使う作業でありながら、読む事よりも高度なテクニックが要求されるであろうものだと勝手に思っていました。

ですが本書に出会い、自分の中で殻を破る事に成功したと実感しています。

私は書くことに対して、自分の中でハードルを高く上げ過ぎていた事に気付きました。

書くことの本質、それは自由に思って、感じた事を素直に書くことの大切さ。

書く楽しさを実感させていく為には、書き続けていくという習慣が自分を大きく成長させてくれるものだと学びました。

いしかわさんが本書で紹介されていた、書くのが楽しくなる為の執筆方法について、とても参考になった箇所があるので、以下のページを引用させて頂きます。

たとえばわたしは、「ゆぴの10分間日記」という500~800字程度の記事を書いています。
「帰り道の10分間で書くひとりごとのような日記」と銘打っているとおり、当時の最寄り駅から自分の住んでいたマンションまでが自分の歩く速度でちょうど10分程度だったので、毎日その時間を執筆に充てていました。(P.89より引用)

【参考】いしかわゆきさんの「ゆぴの10分間日記」

何気ない日常の出来事を文章に記し、創作物として落とし込むゆぴさんのライターとしての技量は素晴らしいものであると痛感しました。

本書の巻末で記されています、「書く習慣」をつくる52のコツまとめ、「書く習慣」1ヶ月チャレンジといった、いしかわさんオリジナルの‘‘書くこと’’を習慣化させる読者に向けた内容は特に参考になりました。


【最後に】

『書く習慣』は私自身のnoteでの執筆活動を後押ししてくれる心強い一冊となりました。

これから先、noteを通して私が記したものが一人でも多くの方々に読まれ、書くことで誰かの励みとなるものを届けられるような文章を書き続けていく事が私の夢になりました。


【私が本書から学んだことについて】


【参考文献】
『書く習慣』いしかわゆき クロスメディア・パブリッシング

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