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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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2022年1月の記事一覧

【「できる」を作る工夫⑤】言葉の発音の幼さへのアプローチ

【「できる」を作る工夫⑤】言葉の発音の幼さへのアプローチ

年齢の割に言葉(発語)が
幼い(拙い)お子さんがいらっしゃいます。

言葉の拙さと体の動かし方の発達は
関係性があるため、
幼稚園や保育園などの先生に相談をすると
「まずは体を動かしましょう」と
言われると思います。

確かにそれも大切なことだとは
思うのですが、
言葉の拙さに大人が気づく、というと
お子さんの言葉の拙さを
大人が気にかける年齢となると
運動することだけでは
解決しない気もします。

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療育に通う選択を考え直してみる

療育に通う選択を考え直してみる

発達障害のお子さんの
子育てをなさっているあなた。

今通っている療育に不満はないけれど、
何となく心配を感じてはいませんか?

私がよくお伺いするのは

というお声です。

お子さんの成長を
なかなか感じることができないと
どうしても自責の念に
かられてしまいますよね💧

「うちの子だけが・・・」という
根拠のない不安も生まれてしまいがちです。

あなたと同じように
療育機関を利用しているママ

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子どもに伝える「発達障害」

子どもに伝える「発達障害」

自分が「障害者だ」と言われて
ドキッとしない人はいないでしょう。

特に子どもは感受性が豊かで素直。

大人のように理性をはたらかせて
自分の思いを必死にセーブしながら
目の前で起こっている現実を
受け止める、ということ自体、
難しいことだと思います。

ただ、私たちは、
いつか我が子に伝える日が
やってきます。

「障害」という言葉を
ストレートに出さないまでも
困難を抱えてこれから先も
生きて

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「うちの子はできない」と絶望する前にできること

「うちの子はできない」と絶望する前にできること

乳幼児健診を受ける前、
母子手帳に書かれた
チェック項目を確認しますよね。

そんな時、
保育園や幼稚園に通う
他のお子さんのことを
思い出してしまいませんか?

子ども同士を比べてはいけない、
と言われても、
どうしても比べてしまいますよね。

私は、くらべても良いと思っています。

その理由は、
私たちが常に比べられる
学校教育を受けてきたからです。

ただ、比較する思いや
あなたが比較した結

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読解が苦手なお子さんのための問題集の使い方

読解が苦手なお子さんのための問題集の使い方

国語が苦手だ、というお子さんの多くが
読解力に大きな苦手があります。

学校のテストはできるのに、
問題集ではさっぱり、という場合、
それは読解力が低いお子さんにとって
当然の結果と言えます。

学校では何時間もかけて学ぶ内容を
問題集では、わずか5分程度で解く、
というドリルもあります。

しかも、学校のテストは
授業で学んだことが出題されますが、
問題集の問題は、文章自体もですが、
お子さんが

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発達障害のお子さんの言葉の増やし方

発達障害のお子さんの言葉の増やし方

発達障害の子育てを
熱心になさっているママさんたち。

ある程度の年齢から
この「言葉」についての
質問が増えてきます。

・・・ということは、
この「言葉の増やし方」について
みなさん、悩まれている、ということです。

悩みの種類は主に2種類あります。

一つ目は、言葉、つまり
語彙自体が少ないこと。

もう一つは
発語がほとんどなかったり
機能的な言葉を話すことが
劇的に少なかったりすることで

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幼児期から育む読解力〜日常会話

幼児期から育む読解力〜日常会話

発達障害のお子さんに限らず、
幼児期から読解力を育むために
私たちが毎日できることがあります。

それは何かというと、
大人の私たちが
どのような言葉を使っているのかを
確かめることです。

「大人が使っている言葉」とは、
「毎日子どもが耳にしている言葉」
ということに置き換えることが
できます。

みなさんは、
あまり気にかけないかもしれませんが、
入園、入学当初から
煩雑な言葉を使っている

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