見出し画像

ぼっちの東海道歩き旅 その⑦〜三島宿→吉原宿〜

いやー33キロは長かった…。
いつも2日目くらいを1番ハードに計画することが多いんですが、今回は1、2日目が山ということもあってセーブしていた分、3日目が1番距離的にハードになってしまいました。

山登りだとふくらはぎと裏ももが筋肉痛になるのですが、平坦な道の長距離は、とにかく足の裏が痛い。夏のアスファルトの照り返しがきつい時期じゃなくても痛い。
全く別の疲労感で、こっちの方が「とにかく苦行」感があります。なにかの罰を受けているような気分です笑。

爽快感のある疲労を味わいたければ、山登りのほうをおすすめします笑。


三島宿→沼津宿

三島のホテルを出発し、目の前の旧東海道を直進。

街灯も宿場町感

進行方向右側には富士山が登場。この後もずっと右側から富士山に見守られていました。どうやら本日の「笠雲」は縁起がいいんだとか。正月感満載ですね。

そして沼津宿到着。

賀状!迎春!!ラブライブ!!!

そうだった…沼津はラブライブサンシャインの聖地でしたね。「そうだった」と言うくらいには、にわかなんです、すみません。(サンシャインのアニメ数話しか見てない)
にわかオタクほど、パシャパシャ撮ってしまいがちなものです笑。がんばルビィしか知らない…。

この仲見世通りもそうですが、沼津最大の特長は「駅から港にかけて栄えている繁華街エリアが長く広く続くこと」だと個人的には思っています。
地方都市は商業施設が駅の周りでぎゅっと完結しているケースをよく見るんですが、ここはアーケードや商店街のある大通りが駅→港に向かって何本も通っています。
長い歴史と文化があり栄えた港町であり、宿場町なんだなと改めて感じます。

その大通りの一つを港方面へ進み、海に沿うように曲がると東海道の続きです。


沼津宿→原宿

ここからは藤沢〜大磯間同様、海沿いに進む道です。
本当の東海道はもう何本か内側の通りですが、途中海岸の道にも寄り道しました。

「浜辺」ではなく「海岸」な感じ
波打ち際は小石で小高くなっていて
自然の防波堤のよう
どこまでも石ころ
巨大流木と富士山

浜辺とは全く違う景色ですね。砂がないため、海水もより透明に見えます。

そろそろ原宿の本陣あたりなので、東海道沿いに戻ります。

富士山の麗水
地元の酒造さんのご好意のようです

他の宿場と比べて、はっきりした史跡は少なく…あくまで東海道の道すがら、といった感じでした。

まだまだ一本道を進みます。


原宿→吉原宿

富士市に入ってから史跡の数も徐々に増えていきました。

埋まってますが、富士市の東海道って書いてあります
この前の畑宿同様、宿場町同士の間隔が広い場合は
「間宿」があるもよう

富士山のお膝元は水が綺麗ゆえに工場も多いと聞いたことがありましたが、たしかにだんだんと、製薬工場や印刷工場などが立ち並らび始めました。

太陽光パネルに自分の影
工場と東海道五十三次
こんな工事地帯のど真ん中が富士山0号目…?

工場地帯を抜けると、だんだん東海道っぽさが出てきます。

現在は建物が並んでて同じようには見えませんでした
また明治天皇休憩スポット登場

そんなわけでやっと本日のゴール吉原宿到着!


歩いた結果まとめ

今日は33キロ、3つ分宿場を進めました。
明日で最終日のつもりですが、どこまで行けますでしょうか…。
足は…テーピングしないと無理かな…笑。


※おまけ※東海道沿いの路線

歩き旅なんですけども、ノスタルジックで素敵な路線が多く、ついつい写真を撮ってしまいました。

伊豆箱根鉄道駿豆線 三島広小路駅
東海道線 原駅
どこまでもまっすぐ伸びる東海道線の線路
東海道線 東田子の浦駅と富士山
岳南電車岳南線 吉原本町駅
吉原本町駅ホーム
吉原本町駅改札

うーん、渋い私鉄も気になるところですが、またの機会に電車旅もしたいですね。

東海道旅 つづく

この記事が参加している募集

休日のすごし方

旅のフォトアルバム

最後までお読みいただきありがとうございます!もしよろしければサポートもよろしくお願いします。新たなひとり旅の旅費となります!たぶん。