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【Bloodborne】のトロコン

二ヶ月半もの間、獣狩りの夜と悪夢に囚われていたがついに、bloodborneを完全にトロコンしたので感想レビューを記していく。

苦節、100時間で迎える夜明け(トロコン)

◯きっかけ
エルデンリングでソウルシリーズ&死にゲー初挑戦をし、ずっぽりとハマってトロコン達成したので、次なる死にゲーを求めて手を出したのが「Bloodborne」である。
もともと数年前にフリプになった時に、少し触った記憶があるのだが、なんかよくわからなくてすぐ止めてしまっていた。今回改めてちゃんとプレイして、その凄まじい尖りまくった世界観に圧倒された次第である。

ブラボの魅力は主に3点
◯内臓攻撃やリゲインなど独特かつ病み付きになる戦闘システム
◯挫折と達成感を感じられるボス戦
◯恐ろしく難解かつ啓蒙が試される世界観、物語

である。一つずつ解説していこう。

再誕者

◯病み付きになる戦闘システム


基本的なシステムや考え方はソウルシリーズ全般とほとんど変わらないのだが、エルデンリングから移行した時に一番戸惑ったのが戦闘スタイルの違いである。
簡潔にいうと

★回避主体の俊敏な立ち回り
そもそもまともな盾という武装がない(盾自体は一応存在する)敵の攻撃は避けるのが基本で、ローリングのほかに敵をロックオンすれば高速ステップが可能。

★ピンチの時ほど好戦的になる「リゲイン」
ダメージを喰らった後、一定時間内に攻撃を当てれば体力が回復する「リゲイン」というシステムがあり、やられた時ほどやり返さなければという焦燥感が沸く。それで勝てる事もあるし、欲張り過ぎてボコボコにされることも多々。

★気持ちよすぎる内臓攻撃
ブラボの左手装備は盾ではなく銃火器である。銃はメイン装備というよりは敵を迎撃し、パリィを決める為に存在するといっても過言ではない。タイミング良く敵を銃撃しダウンをとった状態で、繰り出されるのが「内臓攻撃」である。敵の臓物に手を突っ込んで引き摺り出し握りつぶして大ダメージを与える、通称「モツ抜き」だ。
 これが最初は全然出来ないんだが、タイミングがわかってくるとガンガン決まる。そしてめちゃくちゃ気持ちいい。

これがBloodborneの特徴的な戦闘システムである。正直、戦闘システムにおいてはエルデンリングより面白い(個人的感想)と思う。

フロム恒例の月光剣

◯脳汁ドバドバなボス戦


ソウルシリーズの醍醐味は、強大なボスに幾度となく殺され、それを攻略し撃破した時に感じる脳汁ブッシャー的な達成感と喜びであり、Bloodborneも同様だ。
 個人的にはエルデンリングよりもボス攻略が難しいと感じた。エルデンリングは後半にいくにつれ、高レベルの暴力でゴリ押せるボスが多かった印象だが、
Bloodborneの場合はしっかりとレベリングをした上で挑んでも敵の動きを見極め、回避する事が出来ないと瞬殺される。反面、弱点属性や弱点武器がはっきりしていたり、内臓攻撃キメまくりで難易度が大幅に下がるという側面もある。

ボス戦で、敵の体力あと少しのギリギリの攻防戦で、身体が熱くなり脳がヒリヒリするこの感じ、辛くて苦しくてしんどいけれども倒した時の達成感が凄い。

はるか上の宇宙への交信

◯難解すぎる世界観


Bloodborneの世界観、物語は何も見ずにゲームをクリアーしただけでは、はっきりいって結局何が何だがよく分からない。
 人間が獣化してしまうバイオハザード的な現象が起きている土地にいきなり放り込まれ、なんかいろいろ倒してたら、人間より上位の存在である上位者が出てきたり、過去の陰謀や事件がなんとなく分かったりする。非常に興味深いんだけど、全ての情報が断片的すぎで、プレイヤーが想像するしかないのだ。故に考察サイトや考察動画がたくさん出ておりそれらを見るのが非常に面白い。
 ちなみに本編を2週クリアーし、DLCもクリアーしたが、ストーリーの概要をしっかり説明出来ない。多分こういう感じなんだろうとしか捉えきれないからだ。

本作のヒロイン枠である人形

◯まとめ


この二ヶ月間ひたすらにおどろおどろしい世界を探索し、獣たちを狩りまくり、ボスにやられまくって幾度となく発狂した。トロコンを達成し、とにかく感無量である。本当に長い長い夜が明けたかのような喜びに満ちている。
 エリアの数やボスの数などのゲームボリュームは割と少なめで、比較的コンパクトな作りだと思うのだが、それでも100時間しっかりと遊べてお腹いっぱいだ。あとBGMがめちゃくちゃ最高で、サントラを毎日聞いている。

難解なコズミックホラー的世界観と、素晴らしい戦闘システム、Bloodborneに挑めば脳汁溢れること間違いない。

狩人、卒業します

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