【Life Is Strange】のトロコン🏆選択の重み
2016年に発売された「Life Is Strange」をトロコンしたのでレビューを残そうと思う。(ネタバレなし)
◯Life Is Strangeとは?
ゲームプレイは三人称視点アドベンチャーゲームで、人と話したり物に触れたりしながら選択肢を選んでいくというスタイル。主人公マックスは時間を短時間巻き戻すことが出来るので、選択によってバットエンドになったら巻き戻して、選び直す事が出来る。
◯ポラロイドで撮る日常がビューだね
主人公マックスは写真の勉強をするために、写真家育成学校?的な「ブラックウェル高校」に編入する。趣味は自撮りで使用カメラはインスタントカメラ(撮影直後に自動現像され、その場で写真が出来るカメラ)
ポラロイド社のカメラがモデルになっていると思われる。
私はフィルムカメラが大好きで、昔"DPE"(Development現像、Printing焼き付け、Enlargement引き伸ばし)の仕事をしていたので、この設定だけで刺さる要素満載だった。
作中の舞台は2013年なので既にフィルカメラやインスタントカメラは衰退しており、主人公マックスもレトロカメラを自称している。が、アナログ写真だからこその手触り、刹那的な瞬間のキリトリが画面越しから感じられる。
なんかこう、上手く言葉にならないが、感覚的にイイ!のである。
作中では他にも、ライカのようなレンジファインダー機やキヤノンの白レンズらしきもの、超高級なハッセルブラッドの中判デジタルカメラらしきものなど、カメラ好きが反応しそうなオブジェクトが多数ある
◯ちょい懐なグラフィックがエモーショナル
今作、2016年にPS3/PS4で発売されている、グラフィックはPS3レベルの描写となっているのだが、逆にエモくてイイ感じなのだ。
インスタントカメラで写真を撮るアナログ感と少し古いグラフィックが良い感じにマッチして、絶妙なちょいノスタルジーな雰囲気とアメリカ田舎の空気感(行ったことないけど)を演出している。
これは2024年にプレイしているからこそ感じるのもあるだろう。
◯誰かと語り合いたくなる物語
物語はチャプター方式で、一話ごとに区切られる。海外ドラマをそのまんま自分が操作しているような感じ。インタラクト出来るものも多くて、探索したり写真を取れる場所を探すのも楽しい。ミスったら巻き戻し出来るので難易度は低いし、トロフィーは、シナリオクリアと写真を撮るだけなのでトロコンも非常に簡単。その分、物語に集中できる。
最後は積み重ねてきた選択の結末を目の当たりにし、巻き戻しの効かない重大な選択を決断させられることになる。この辺は是非プレイして感じで欲しい。タイムリープ好きな人にもお勧めで、非常に遊びやすいADVゲームの傑作だ。
私はたまたま、妻にススメられて今作を遊んだのだが、このゲームは誰かと語り合いたくなる。
「あの時、どっちを選択した?」
「そっちの選択をすると、後々どうなるの?」
という感じで、物語の選択の違いを比較できて楽しい。(チャプター終了後のリザルト画面で世界中のユーザーやフレンドの選択率を見ることも出来る)
ゲームというメディアだからこそ出来る自分の選択で物語を創る感覚、これが「Life Is Strange」の最大の魅力なのかもしれない。
ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!