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教員で身につけた【人に期待しない】スキル‼︎

こんばんわ、gakuです。

今日は人に【期待しないこと】について書きたいと思います。

教員の時に感じたことですが、人に期待しないことは
人間関係を良好にするために非常に大切なスキルです。

当時は生徒に期待をするあまり、裏切られた時のショックが大きく
生徒そのものを否定するようになる先生を多く見てきました。

あの生徒は嘘つきだ、ダメなやつだ、、、等
職員室内でよく聞いたものです。

私も当然生徒を信頼し期待し続ける時期があり、
その時によく期待を裏切られたりはしてました。

約束を守らない、簡単に人に嘘をつく、人を傷つける。

色々な生徒と関わってきたことでわかったことがありました。

それが【期待をしない】ことです。

そもそも人はミスをするし、間違いを犯す生き物です。
失敗を繰り返しながら成長をするのにも関わらず、
失敗しないこと、成功し続けることに期待をし続けていて、
そりゃその期待は裏切られます。

生徒は未熟な側面が多く、大人よりも間違いを犯すので、
頻度としても期待を裏切られることは多いと思います。

また期待をしている=生徒を信頼している、
訳でもないと思います。
期待をしている自分が好きな教諭も数多く見てきました。
期待という名の保身ですね。

だからこそ私は、生徒を信じ続け、成長を願い続けるために
生徒に【期待をしない】ことを選択しました。

大前提、生徒は完璧にできない、ミスをする前提に立って
指導をしたり、関わります。

上手くいかないことが前提なので
できなかったことに落胆することもなく、
怒りを覚えることもなく、悲しくなる訳でもなく、
次うまくいくためには何ができるのかを生徒とともに考えることができます。

できると期待しないからこそ、
次成長するためのアプローチを増やし、
生徒に成功への選択肢を増やす教育ができたと思います。

しかし、期待しないこと=基準を下げること、ではないです。
目標設定は高く保ち、適度なストレスを生徒にかけることは大切です。
ノンストレス下では、成長余地がないのは科学的にも立証済みですし、
その部分はシビアに求めます。

私は、【期待しない】、と言うと
生徒を見切ると勘違いされがちでしたが、
そうではなくむしろ逆で、
圧倒的信頼が根底にある中での関わり方だと思っています。

この考え方は民間企業に行った今でも活用できています。

目標を求め続けるけれども、
できないこともあるし、うまくいかないこともある。
だからこそ、期待はせず関わり続ける。

大人になればなるほど、ミスに厳しくなるなと
最近は感じてます。特にマネジメント層になれば余計です。

だからこそ、期待して裏切られたと思う方は
【期待しない】スキルを活かしてみてはどうでしょうか?

以上、今日は人に【期待しない】ことについて書きました。

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