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■本日これより一切の作業を中止すべし!

届いたよぉ~宮下さん、あなたが十二年前に書いた本が届きましたァ♬
「友達かよ……」そりゃぁあんた、親友ですわ(笑)
だって、本は全部で8冊も持ってるし、氏が登壇するカルチャー講座も二度ほど聴講しているし♬ まぁ、先方はわたしの名前ぐらいは記憶の片隅にあるかもしれないけどw 
冗談はさておき、本が届いた。『三島由紀夫の愛した美術』が。
2010年10月25日 新潮社 とんぼの本 

あのね、一人の著者の作品を8冊揃えて持っているというのは、わたしにするなら清水一行さん、門田泰明さん、菊地秀行さん、西村寿行、西村京太郎、司馬遼太郎、五木寛之……ぐらいだろう。
その昔、吉行淳之介は全巻買ったからそんなものでは済まないし、阿川弘之や谷崎潤一郎、太宰治、三島由紀夫、安岡正太郎、野坂昭如もそれぞれ10冊以上は買っている。
 実用書や教養書で一人の作者を集めるのは稀なことなのだ。

アカデミックな分野と親和性の高い本を8冊というのは、お分かりの通り「心酔」レベルの話しである。

確かこの写真の中では『美術は宗教を超えるか 宮下規久朗氏 佐藤優氏』が一番新しい本だったはずなのだが________別に、この本「仁義なき戦い」とは関係ありません。「実録・うんちゃらかんちゃら」とも関係なし。
てかさ、PHP遊びすぎでしょ(笑)

実はね、この本チョットした仕掛けがあるのよ(笑) ね、宮下さん♬
それはね、わたしにしかわからない仕掛けなんだけどね。
いつか書いてみたいね。その仕掛けについて。

あのね、宮下氏の本はどれもお薦めなのね。
アカデミックな本なのだけど、凄く読みやすく心を砕いておられる。中でも一般の皆さんに是非お薦めしたいのが……『聖母の美術全史』これは持っておいて損はないです。小説や詩を書かれる人にはお勧めの一冊。
世界中の聖母子像や聖母子画についての解説が網羅されていて、キリスト教徒ではなくとも聖母子についての知見を深めることが出来る本。
書き手泣かせ、読み手垂涎、書き手のコスパ度外視の良い本です。
1375円 間違いなく、一生モノの本です。
この本で1375円というのは良心的が過ぎやしませんか ?
わたしの読書目線を信じられる方は是非 ! !

宮下規久朗氏は、カラヴァッジョの日本の大家なんだけど、世界的にも有名な先生。
ただね、近代画にも強みを発揮していて、その辺は「そのとき西洋では」を読むと、日本の美術シーンと西洋の美術シーンの対比が出来るようになっている。

さて、まずは三島由紀夫の愛した美術、ゆっくり楽しませて頂きましょう。
これは読後かんそう文を書きますね。

世一

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