『空白なわたし』
立ち止まるいとまもなく
ただ流されていく
弱さを隠し
寄り添い
笑い
ひとりじゃないと確かめ合って
今を忘れる
離れた瞬間 目には見えない
独りきりの戦慄に
携帯を握りしめる
私は誰？
誰か助けて！
私が消えそう！
空白に耳を塞ぎ
今日もまた流される
水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。