2024年6月の記事一覧
釈徹宗「宗教と「笑い」(『群像』)/バタイユ「[非−知、笑い、涙]」/桂米朝・筒井康隆『対談・笑いの世界』/戸井田道三『狂言』/高橋睦郎『遊ぶ日本』/白川静『常用字解』
☆mediopos3511 2024.6.28
「笑い」は
時間を問われたときのように
問われないでいるときは
だれもが「笑い」のことを識っているのに
それを問い直したとき
「笑い」とはなにかがわからなくなる
私たちは日常的に冗談を言っては笑い
笑いたいがためにお笑いの芸を好んだりもする
「笑い」にはさまざまなかたちがあり
カタルシスとしての笑いもあれば
冷笑といったような悪意をもった笑