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東京探索記 24 新幹線の見える街 馬込

さてまたまた馬込シリーズです。

起伏の激しい馬込の街。その間を縫うように東海道新幹線が走っています。それはあるときは下に見え、ある時は見上げるほどの高架の上を走っています。

新幹線、在来線(横須賀線)の走る線路を眼下に見ながら坂、階段を上ったり下りたりしていると音のなく新幹線が近づいてきます。そして気がついた時にはもう通り過ぎようとしていました。速い!!

すれ違う新幹線

でもタイミングが良いと写真のように上りと下りの新幹線がすれ違うところに出会うこともできます。

離れていくところ

階段関係者(業界?)のなかで知られているのが東馬込にある「新幹線が見える階段」。階段の上から高架の上を通り過ぎる車両を見ることができます。この日も少し待っていたら、重低音の走行音とともに姿を現しました。
でも見えるのは、車両上だけ。それはそうですよね、下から見上げているのだから。

階段を下から見るとこんな感じ

ほんとうに新幹線がよく見える階段はこちら西馬込の階段から。間近に見えてなかなかの迫力でした。

内川の暗渠の上を高架となって新幹線が走り抜けています。暗渠になる以前、開渠だったころは小川の上を越える新幹線だったのでしょうか。いや、東海道新幹線が開業したころはすでに内川は暗渠となっていたのかもしれません。

上の写真の車止めと青いネット、植え込みのある路地が内川の暗渠です。先のほうで左に少しカーブして高架下をトンネルになってくぐっているように見えます。

こちらの一枚は、手前の個人宅に井戸ポンプ。奥の高架に新幹線が通り過ぎている「井戸と新幹線」の構図です。

井戸は手前の格子の金属ネットの奥。月と星のマークに緑色のボディが見えます

池上本門寺とまわりの坂、階段。
西馬込、東馬込、北馬込、南馬込、中馬込の変化の多い起伏構造とそれをつなぐ坂。そして高低差のあいだを走り抜ける新幹線。

半日歩くだけでもこんなに楽しめるのが馬込という街です。


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