旅のトイレ事情 〜ひとり旅からグループ旅行まで〜
人間がどうしても我慢できないものの一つに「生理現象」があります。
その中でも、旅行中に困るのが「トイレ」ではないでしょうか。
特に海外旅行の場合、「その国ならではのルールがわからない」「ひとり旅だとトイレ中の荷物をどうすればいいかわからない」など、旅行中のトイレ事情は実に複雑です。
旅行におけるトイレ事情について、ケースと共に注意点やHow toを紹介します。
その国のトイレ事情を知ろう
海外旅行の場合、訪問する国が決まったら行きたい場所や食べたいものを調べたくなると思いますが、同時にその国のトイレ事情もしっかり調べておきましょう。
幾つか例を紹介します。
日本ほど下水設備が整っていない国もあり、そういった国ではトイレットペーパーを一緒に流してはダメといったルールがある
公衆トイレを利用するのにお金が必要な国がある
国によってトイレ事情は違うので、事前にしっかり調べておき、必要な準備をしておくことが重要です。
ひとり旅におけるトイレ利用の注意点と対策
トイレでもっとも困るのが一人旅の時と言えます。
グループ旅行なら、友達に荷物を預けて順番にトイレに行く事ができるので、比較的困らないのですが、一人旅の場合は荷物から注意がどうしても離れてしまうので、盗難等の被害が気になるという人もいるかと思います。
主に一人旅の際にトイレで困らないためのテクニックを紹介します。こちらの方法はグループ旅行であっても活用できる内容が含まれます。
行ける時にトイレには行っておく
「大丈夫かな?」と思っても、トイレに行けるチャンスがあるなら利用しておくことで、急にトイレに行きたくなるなどのリスクが減り、旅を楽しめるようになります。
特に海外旅行の場合、ホテルの出発前、レストランの会計後の退店前など、セキュリティリスクの低い場所を訪れたら利用するようにしましょう。
その日、トイレに行けそうな場所の目星を付ける
その日の大体の観光ルートが決まったら、トイレに行けそうな場所を確認しておきましょう。
都市観光であれば特に困ることはないと思いますが、田舎などトイレがどこにもであるような環境でない場合は、事前に下調べしておくことが重要です。
宿泊先を起点とした観光ルート
観光のメインが宿泊先を起点としたルートなら、休憩とトイレも兼ねて日中に宿泊先に戻るというのも手です。
トイレに荷物を持ち込む
鉄道などの公共交通機関を利用中にトイレに行きたくなった場合など、棚に置いた荷物をどうするか迷うと思いますが、国内外問わず自分の目の届く範囲に置いておく工夫をしましょう。
一人旅の場合は、友達に見てもらうことができないので、持ち運びが便利なバックパックなどで旅するのがおすすめです。
旅行中にトイレが無くて困った場合の対策
「ひとり旅におけるトイレ利用の注意点と対策」でも記載した方法を実践すればそれほど困るような状況になることもないかと思いますが、生理現象なのでいつ何があるかわかりません。
もし、旅行中にトイレがない場所でトイレに行きたくなった場合ですが、以下のような準備と対応方法があります。
正露丸などの薬を常備しておく
お腹の調子が悪いケースの場合、正露丸などの薬を常備しておくことで、トイレを探すまでの時間をかせぐことができます。
周りの人に「トイレ」を聞く
特に海外旅行の場合、海外の人とコミュニケーションを取るのが苦手という人もいると思いますが、背に腹は変えられない状況でしょう。
自分が知らないだけで、実はトイレを利用できる場所を知っている可能性があるので、周りの人に確認しましょう。
英語や現地の言葉で「トイレの場所を教えてください」的なフレーズだけはいつでも出てくるようにしておくとよいと思います。
お店に頼む
実際に利用予定じゃないお店だったり、一般客向けの商売をしていないお店であっても、聞いてみるのは手です。
ここで紹介した3つでこれまで乗り切ってきたので、紹介したパターン以外の状況の対策となるとご紹介できない点は申し訳ないですがご了承ください。
海外でウォシュレットに期待してはダメ
題目通りです。
海外旅行先でウォシュレットに期待しても、ほとんどありません。
ないものと思って訪れるほうがよいと思います。
もし、どうしてもウォシュレットが必要と言う場合、日本で携帯用のウォシュレットを購入するか、トイレ用のウェットティッシュを購入していきましょう。
トイレットペーパーの紙質は国によって違うことを知ろう
海外旅行に出かけて結構困るのがトイレットペーパーの紙質です。
あくまで個人的な感想ではありますが、日本のトイレットペーパーより海外の国のトイレットペーパーは「固い」です。
初めての海外旅行だったり、久しぶりの海外旅行だったりすると、トイレットペーパーの紙質の違いにお届く人も多いのではないかと。
固いトイレットペーパーはちょっと使いたくない・・・
そんな人にオススメなのが、以下の2つの方法です。
日本でトイレ用のウェットティッシュを購入して持っていく
事前にトイレットペーパーを利用サイズの形に用意した後、水道水かミネラルウォーターの水を「ポタポタ」レベルで紙に染み込ませる方法です。水を染み込ませた後、少し経って乾ききる前ぐらいで利用すると比較的固さを感じず利用することができます。
ウォシュレットがないと困るという人にも、比較的この方法はオススメです。
※水に問題がある地域の場合は、試すのはおやめください
屋外トイレの注意点
国内外問わず環境は似たものですが、公園などにある屋外トイレ利用時の注意点です。
私はここで上げる内容がダメで、とにかく屋外トイレを使わず済むようにここまで記載した方法を実践してきています。
虫がいる
よほど掃除が行き届いている場所以外、虫が入る確率が高いです。
汚れが酷い
屋外、それも中々掃除が行き届いていない場所の場合、汚れがかなり酷い場合が見受けられます。
国内は和式が多い
日本国内の場合、和式トイレのケースが結構あります。
紙がない
他の上げた項目と共通する部分でもありますが、掃除などのメンテナンスが行き届いていない場合、トイレットペーパーがない場合があります。
日本で購入して持っていくと良いもの
ここまでに紹介した商品をまとめて紹介します。
携帯用のウォシュレット
水を入れたらすぐ利用できる携帯用のウォシュレットです。
価格も安くて品質の良いものがあるので、ウォシュレットがないと困る人であれば、一つ購入して携帯して行くのがよいと思います。
トイレ用のウェットティッシュ
ウォシュレットに近い役割をしてくれるトイレ用のウェットティッシュも便利です。
携帯用のウォシュレットほど場所もとらず、水を補給することも必要ないので利便性が高いです。
日本国内旅行中であれば、ドラッグストアにいればだいたい購入することができるのも特徴です。
正露丸などの整腸剤系の薬
海外や長距離ドライブなどに出かける際には、正露丸などの整腸剤を携帯しておくことをおすすめします。
最後に
旅行する際に困ることの多いトイレ事情について紹介しました。
海外旅行に行くなら、必ずその国のトイレ事情についてしっかり調べておき、必要な対策をしてから訪れるようにしましょう。
旅行中は、とにかく事前事前にトイレは済ませておくことが、旅を有意義にするためには重要です。
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