対馬・壱岐を訪問/周遊する際の手順と注意すべきポイント - 離島周遊シリーズ
離島周遊シリーズのノウハウ第二弾として、対馬・壱岐の予約を進めた際のノウハウを公開していこうと思います。
対馬
長崎県にある対馬は、自然や歴史的価値がある観光地で、最近ではゲーム「Ghost of Tsushima」の舞台としても有名です。
対馬を訪れる際の確認・予約手順
対馬を訪れる場合、対馬までの交通手段の予約、宿泊施設の予約、移動手段の予約が重要になってきます。
確認と予約手順
順番は前後して問題ないので、以下の項目の中で該当する内容の空き状況を最初に確認します。
なお、各項目毎に選択肢が潤沢なわけではないので、確認したタイミングでは空いていても、日数が経つと埋まることもあります。なるべく早く予約まで完了させることは他の離島同様に重要です。
対馬を訪れる際の注意すべきポイント
シーズンによって、日本各地から対馬へ移動する交通手段の本数が変わったり、タイムスケジュールが変更されることがあります。
旅行計画を立てる最初の段階で、飛行機や船の時間を確認しておきましょう。
対馬へのアクセス方法
対馬へは、飛行機か船でのアクセスになります。
飛行機
飛行機の場合、2023年8月時点ではANA / ORCが福岡と長崎との便を運行しています。
対馬やまねこ空港 - 福岡空港便のフライト時間は35分、長崎空港便のフライト時間も35分です。どちらも午前から夜にかけて便があるので、乗り継ぎで向かう場合には混み具合次第ではありますが、比較的スムーズかと思います。
船も博多港から出ているので、飛行機での乗り継ぎ移動が難しい場合は、飛行機 + 船での移動も選択肢になってきます。
詳細は、空港公式HPかANA/ORCのサイトをご確認ください。
船
船の場合、博多港 - 対馬 - 壱岐区間を九州郵船が運行しています。
フェリーと高速船があり、時期によってタイムスケジュールも変わるので、九州郵船の公式サイトをご確認ください。
対馬内での移動方法
対馬内での移動方法ですが、対馬観光物産協会のサイト内にある「交通」で確認することができます。
交通手段としては、タクシー、レンタカー、レンタサイクル、路線バス・観光バスなどがあります。
他の離島同様、じゃらんや楽天トラベルにもレンタカー店舗はありますが、掲載されていないレンタカー店もあるので、網羅されている対馬観光物産協会のサイトもチェックしておくとよいと思います。
なお、私が利用した際に便利に感じたのは、空港と港付近で営業しているレンタカー店の場合、空港で借りて港側で返却、港で借りて空港側で返却できることです。
飛行機で入って船で出る、またはその逆の移動手段を検討している人にとっては便利かと思います。
また、九州郵船のフェリーの場合、車両航送も可能なので、選択肢の1つとして検討してみるのもありです。
バスについては、対馬交通が時刻表を公開しています。バス利用の場合は、自分回りたい場所にバスを使って移動可能か確認しましょう。
対馬での宿泊予約方法
楽天トラベルやじゃらんなどのサービスにもかなり掲載されており、宿泊先を見つけることは可能です。
ただ、すべての選択肢から探したい場合は、対馬観光物産協会のサイトで確認するのが良いと思います。
対馬に関する情報収集方法
対馬に関する情報収集方法ですが、ガイドブック系ではほとんど情報がありません。
主に対馬観光物産協会や、ながさき旅ネットなどのサイトで探すのが良いと思います。
その他に、観光情報のまとめサイトやSNSなどでも比較的効率よく対馬の情報収集ができると思います。
天候不順などで島外への移動手段がなくなった場合
対馬に到着した後、天候不順などで島外への移動手段がなくなった場合ですが、飛行機や高速船予定で難しくなった場合はフェリーが運行するか確認するのは1つです。
他の交通手段に比べて、天候不順などに比較的フェリーは強いので、確認してみる価値はあります。
当日移動が無理となった場合は、オンラインまたは観光案内所などで宿の確保を行いましょう。
壱岐
長崎県にある壱岐は九州と対馬の間に位置しており、自然や海産物などが有名です。
壱岐を訪れる際の確認・予約手順
抑えるべきポイントは対馬と同じで、以下の項目の中で該当する内容の空き状況を確認し、すべて空いていたらその日のうちに予約しましょう。
壱岐を訪れる際の注意すべきポイント
注意すべきポイントとしては、対馬と同じです。
壱岐へのアクセス方法
壱岐へのアクセスは、飛行機か船になります。
飛行機
飛行機については、長崎空港 - 壱岐空港のフライトがあります。フライト時間は30分で、ORCが運行しています。2023年8月現在、本数は1日2本と多くはないので、ご利用する場合は時間にご注意ください。
船
九州郵船が博多港と唐津東港から壱岐への航路を運行しています。
壱岐に船で訪れる場合には注意しないといけない点として、発着の港が3箇所あることです。必ず自分の利用する便がどの港を利用するか確認してから予約しましょう。
壱岐内での移動方法
壱岐内での移動方法ですが、タクシー・路線バス、レンタカー、レンタサイクルなどがあります。
レンタカーはじゃらんや楽天でも出てきますが、島内にあるレンタカー会社の多くは出てこないので、壱岐観光ナビのアクセス手段で確認すると良いと思います。
バスについては、壱岐交通が路線バスを運行しており、時刻表を公開しているので、ご確認ください。
壱岐島での宿泊予約方法
楽天トラベルやじゃらんなどのサービスでも、かなり宿泊施設が登録されています。
ただ、島内にあるすべての宿泊施設から選びたい場合は、壱岐観光ナビの宿泊施設よりご確認ください。
なお、島内周遊が半日ぐらいの予定なら、朝早く壱岐に移動し、夕方から夜にかけて戻るといったことも可能です。
壱岐に関する情報収集方法
壱岐観光ナビやながさき旅ネットなどで情報を集めるのが効率が良いです。
他にも、観光スポットのまとめサイトやSNSから情報を集めるのも方法の1つです。
天候不順などで島外への移動手段がなくなった場合
対馬で紹介した内容と同じです。
対馬・壱岐と福岡または長崎の周遊
対馬・壱岐と福岡または長崎の周遊を計画する際のポイントをまとめました。
周遊方法
移動は、以下のような感じになると思います。
出発地にもよりますが、当日移動だと飛行機と船の便数や移動時間を考えると、朝早く出発しても対馬や壱岐への到着はお昼前後になるかと思います。
もし、島についた初日に観光で丸一日近く使いたい場合は、前日夜までに福岡か長崎まで移動して宿泊、翌日朝早くの飛行機か船で移動するなどの方法もあります。
周遊にかかる日数、移動タイミング
最低ラインだと対馬が1日半〜2日、壱岐も1日とみると、2泊3日から3泊4日。余裕を持って周遊するなら、4泊5日以上あると良いかと思います。
周遊する際に気を付ける点
宿泊施設やレンタカーの予約など、ピークシーズンには対馬ではできて壱岐ではできない(その逆も)といったことが起こる可能性があります。
周遊する場合は、対馬と壱岐で予約予定の対象にすべて空きがあるか確認してから予約するようにしましょう。
以上、対馬・壱岐を訪問、周遊する際の手順と注意すべきポイントでした。
対馬・壱岐を訪れたいと考えている方の参考に少しでもなればと思います。
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