三浦麻貴

アーユルヴェーダ料理研究家の三浦麻貴です。日本の気候風土に合わせた日本のアーユルヴェー…

三浦麻貴

アーユルヴェーダ料理研究家の三浦麻貴です。日本の気候風土に合わせた日本のアーユルヴェーダ料理を「アーユルごはん®︎」で研究しています。「食事は美味しい薬です」楽しく作って美味しく食べましょう。三鷹市で料理教室を運営しています。https://www.ayurgohan.com/

最近の記事

調理マジック

#レシピ ミントバターミルク 食欲ありますか? 今年の夏は、例年にもまして、高温多湿 雨が降っても涼しくならず、ムシムシと、なかなか厳しいですね😥 食欲は、アーユルヴェーダではアグニ🔥が関わっていると考えます アグニは体内の火のことで、 空にあるアグニは太陽☀️ 地にあるアグニは炎🔥 空と地の間にあるアグニは稲妻⚡️ お寺にある神さまの炎ホーマもアグニといいます✨ 私たちは、生きている間、ずーっと体内の火のお世話になり、お世話をしています そんなアグニは繊細で、夏

    • 夏の素材選びと調理法

      枝豆入りクミンライス 東京はどうしてこんなに蒸し暑いのでしょう😵 夏には夏の素材選び、調理法があります 消化力の弱くなるこの季節は、私たちの主食であるお米を、夏のお米に変えてみてはいかがでしょうか 日本のお米の中でも、もちもちタイプとさらっとタイプがあります 夏はササニシキのような、さらっとしたお米がむいています そして嫌いでなければ、インドやタイなどでよく食べられている長粒米も夏向き 粘り気が少なくて、パラパラしています 今回はさらに調理法の工夫も👍 炊飯器

      • 冬瓜レシピ

        #レシピ 冬瓜の胡瓜酢和え  アーユルヴェーダおススメの素材「冬瓜」 夏に蓄積する熱のエネルギー、ピッタドーシャを鎮静し、 滋養を与えてくれる優れもので、 夏に積極的にとりたい素材です♪ ピッタドーシャは夏に蓄積し、蓄積が多くなりすぎると 秋に爆発します🍂💥😳 なので、いまこそセルフケアを‼️ まずは食事から🍽️ 素材の質を利用して、カラダの内側から涼しくなりましょう🎐 ------------------------ 調理時間目安 15分 〈材料〉2〜3人分 ⚫︎

        • 夏の食養生

          今年の夏は早くから猛暑で、 夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか? 夏は太陽の影響が強く、 体力が奪われます 消化する力も、免疫力も、思考力も、 チカラというチカラが、一年で最も弱くなる季節 ちょうど、発熱している時と似たような身体の状態になります なので、休養が必要 一年中同じ働き方をする日本人は 気をつけないと、夏に体調を崩して、長引くことがあります 普段よりも少し怠けるくらいがちょうどいい 食事は、 「消化に負担のかけない、流動的なもの」 がいいと、ア

        調理マジック

          質で涼をとる

          スパイスで、シロップにひと工夫 冷性のもので、質がよく、手軽に取り入れられるものに「牛乳」があります ただ牛乳は「食べ合わせ」に気をつけたいもの 塩や酸っぱいもの、魚などと一緒にとらない なので、お料理に使ったり、食後すぐに飲むのは禁止🈲 カフェ・オ・レやチャイなどを食後に飲むのも、なるべくやめたい とはいえ、牛乳はとても冷性が強く、オージャスをアップしてくれるので、アレルギーでなければ、少しとりたい✨ これからの季節は、シロップにひと工夫して、ちょっぴり甘くして飲

          質で涼をとる

          暑い時期にはこれ

          カラダの熱を癒す、水出しCF TEA コリアンダーシードとフェンネルシードの水出し茶です カラダに蓄積される余剰な熱を癒してくれるので、まさに今‼️ おススメです‼️ コリアンダーシードはパクチーの種ですが、葉っぱとシードの香り成分が全く異なるので、パクチー苦手な人も大丈夫です ------------------ 調理時間目安 3分 <材料 つくりやすい分量> ● コリアンダーシード…大さじ1 ● フェンネルシード…大さじ1 ●水…700cc程度 <つくりかた

          暑い時期にはこれ

          梅雨のカラダ

          梅雨は日本の特徴的な季節です アーユルヴェーダでは季節を6つに分けて考えます 春・夏・雨季・秋・初冬・厳冬 アーユルヴェーダの古典書には 梅雨という季節はありませんので 雨季を参考にして考えます みなさんは、梅雨特有の体調の変化や気持ちの変化などありますか? よくある不調として ○胃腸の調子が悪くなる ○むくみ ○冷え ○怠さ ○うつうつ ○やる気がでない ○睡眠が浅くなる などがあります 春のもわ〜とした気候の後に来る雨の季節 じめじめと蒸し暑かったり、「梅雨寒」

          梅雨のカラダ

          日本のアーユルヴェーダ料理

          日本のアーユルヴェーダ料理を考える  料理の仕事に携わり、ヨーガを教え、アーユルヴェーダを学ぶ中で、 日本人に合う、日本のアーユルヴェーダ料理を広めたい!という思いから 「アーユルごはん」が生まれました アーユルヴェーダ料理というと、スパイスを沢山使ったインド料理を思い浮かべる方が多いと思います でも、アーユルヴェーダ料理はインド料理に限ったものではありません 本来食事は、環境に適応するためにとるもの 食事で心とカラダを整えて、その季節を軽やかに過ごす 気候風土に合

          日本のアーユルヴェーダ料理

          食前に食べる生姜の効果

          アーユルヴェーダでは、消化・代謝力、体内の火のことを「アグニ」といって とても大切に考えています 消化力を上げる と、言ってもふた通りあります ① 食べる前に、消化の火をふわっとさせる ② 食べた後、きれいに消化するために、消化を手伝ってもらう ①のことを、アグニディーパナと言って 食前に何かすることです アーユルヴェーダおススメのアグニディーパナ剤は食前の生姜 生の生姜を少し厚めにスライスして、岩塩とレモン汁をかけたもので、食事の20〜30分前に、よく噛んで食べます

          食前に食べる生姜の効果

          日本のアーユルヴェーダ料理をお伝えします

          はじめまして。 アーユルヴェーダ料理研究家の三浦麻貴です。 武蔵野市でアーユルヴェーダ料理教室を運営しています。 日本の気候風土、日本人の嗜好に合う、日本のアーユルヴェーダ料理をアーユルごはんで研究しお伝えしています。 アーユルヴェーダ料理と聞くと、インド料理やスリランカ料理をイメージする方が多いと思いますが 古代インドで発祥し伝承されてきたアーユルヴェーダという伝統医学は、生命の科学と言われていて、インドやスリランカだけに当てはまるものではありません。 本来食事は、環

          日本のアーユルヴェーダ料理をお伝えします