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日本のアーユルヴェーダ料理

日本のアーユルヴェーダ料理を考える 

料理の仕事に携わり、ヨーガを教え、アーユルヴェーダを学ぶ中で、
日本人に合う、日本のアーユルヴェーダ料理を広めたい!という思いから
「アーユルごはん」が生まれました

アーユルヴェーダ料理というと、スパイスを沢山使ったインド料理を思い浮かべる方が多いと思います

南インド料理

でも、アーユルヴェーダ料理はインド料理に限ったものではありません

本来食事は、環境に適応するためにとるもの
食事で心とカラダを整えて、その季節を軽やかに過ごす

気候風土に合わせて、その土地で暮らす人の嗜好に合わせて考えられた食事
それこそが、アーユルヴェーダ的に優れた食事といえます

なので、日本に暮らす日本人にとってのアーユルヴェーダ料理の基本は和食です

もちろん、インド料理も、アーユルヴェーダ料理になり得る素晴らしい料理です
でも、スパイスを使うことが、アーユルヴェーダ料理というわけではないのです

アーユルごはん料理教室では、理論を学ぶ「アーユルヴェーダの食事学」というクラスがあります

食事学 ベーシック1の様子

基礎コースでは、アーユルヴェーダの基本理論や概念を学び、実習ではギーを作ったり、緑豆を使った料理を作ったりと、
アーユルヴェーダおススメの食材を使ったレシピをご紹介しています

基礎コースが終わると応用コースに進みます
応用コースでは季節の捉え方を学び、日本の季節に合わせた、日本のアーユルヴェーダ料理を作ります

夏の献立

昨日、応用コース第3期生の最終回でした
応用コースの最終回には、季節のアーユルヴェーダ料理を、「ご飯と汁ものと小さなおかず」というテーマで、生徒さんオリジナルレシピで作っていただきます

スパイスを使っても使わなくても、和食でも洋食でもインド料理でもかまいません
どういう「つもり」でそのレシピを考えたのか、その「理由」が大切です

生徒さんの作品をご紹介します

新生姜の甘酢漬けを使ったじゃこご飯、焼き野菜、
香味野菜のかちゅー湯
野菜たっぷりそぼろご飯、仲良くしようねサラダ、
夏はすっきりすまし汁
茹で鶏の香味ダレ、グリーン野菜のスパイス炒め、
エスニック野菜スープ
春野菜の鶏団子スープ、新ニンニクご飯の荏胡麻巻き、
蒸し餃子のニラ醤油がけ

どれも本当に美味しくて、アーユルヴェーダ的な調理の工夫、素材選び、調味料選びの工夫がありました
そして、誰もインド料理にするわけではなく、スパイスを和食に上手に使っていたのです
伝えたいことが、伝わっている
嬉しい最終回でした

皆さまお疲れ様でした

食事学のコースは一旦これで一区切りとなりますが、今後も学びが終わることはありません

私自身、まだまだ勉強することばかりです
これからは、応用コースを卒業した皆さんと、勉強会などで一緒に学びを深めたいと思います

基礎コースから応用コースまで13回にわたり、1年以上通っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです

こんなご時世ですが、会うことでしか伝わらないことが沢山ありますので、アーユルごはん料理教室では、基本的に対面授業で開催しています

アーユルヴェーダの食にご興味がありましたら、料理教室に足をお運びください
お待ちしております

料理教室の詳細については、サイトをご覧いただければと思います


アーユルヴェーダの食事学 基礎1  

○金曜クラス
7月1日・8月12日・9月23日
○日曜クラス
7月3日・8月14日・9月25日

10時30分〜14時30分

〈お申し込み、お問い合わせ〉
お申し込みの際は、メールでお名前、ご連絡先をお知らせくださいtulsi67maki@gmail.com


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