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食前に食べる生姜の効果

アーユルヴェーダでは、消化・代謝力、体内の火のことを「アグニ」といって
とても大切に考えています

消化力を上げる
と、言ってもふた通りあります

① 食べる前に、消化の火をふわっとさせる

② 食べた後、きれいに消化するために、消化を手伝ってもらう

①のことを、アグニディーパナと言って
食前に何かすることです
アーユルヴェーダおススメのアグニディーパナ剤は食前の生姜
生の生姜を少し厚めにスライスして、岩塩とレモン汁をかけたもので、食事の20〜30分前に、よく噛んで食べます

酸味と塩味と辛味が、消化の火をふわっとさせます

もちろん味だけではないので、
「辛くて酸っぱくてしょっぱいものを食べればいい」ということでは、ありません

生姜は手軽に手に入る優秀な生薬です
岩塩はアーユルヴェーダでは「塩の中では最上」としています
ピンクや白の岩塩を使ってください
酸味はお酢ではなく、レモンやライム、柚子などフルーツの酸味がいいですね

消化力が落ちてるなぁと、感じる時は毎食食べるのがおススメです

まずは、作って食べて、観察してみてください

カラダにどんなことがおこるのか?
どんな感じがするのか?

よく生姜を噛むことで、唾液など体内の消化酵素が出てきて、食べものを消化する準備がはじまります

食前生姜を食べた後は、空腹のままにしないように気をつけましょう
必ず食事をしてください

消化力を整える
その方法は色々ありますが、まずは、食前の生姜
やってみましょう

写真はフォトグラファーの河内彩さんに撮っていただいたものです

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