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「良い事でもあったの?」が嫌い

断言します。

「良い事でもあったの?」は、禁止にしてほしい。

自己肯定感の低い人なら共通して理解してくれる気がする。この言葉はあまりにも胸の奥深いところを傷つけるような言葉である。











今日は気分でメイクを少しだけ気合を入れて、
髪の毛も前髪を少し分けてみちゃったりなんかして、
イメチェンまではいかないが、軽い気分転換レベルの容姿の一捻りをして、出勤した。

その時にこう言われた。

「◯◯ちゃん(私)いつも綺麗だけど、今日はいつにも増して綺麗なお姉さんだねえ!何か良い事でもあったの?彼氏に指輪もらったとか?」

……苦手だ。









分解して説明する。説明したい。説明しないと気が済まない。私の説明を、聞いてくれ。5分だけでもいい。(貸した金はどうでもいい)(おや…?)










まず、「いつも綺麗だけど」の前置きだ

これはクッション言葉なのが目に見えている。
明らかに気を遣われている当たり障りのなく、かつ入れるべきだと思いとりあえず入れられている言葉。
まずここから苦手意識がある。
まあ、聞き流すとしよう。









次、「今日はいつもに増して綺麗なお姉さんだねえ!」

褒め言葉を貰った時は、とりあえずちょける私。
ここの言葉は難なくクリアできた。
とりあえず、髪の毛を耳にかけていい女仕草のちょけ。
ここは、大丈夫。










問題の「何か良い事でもあった?」来ました。

これが本題。本当に無理だ。
この感覚は、美容院に行ってイメチェンをした後に自分は気に入ってご機嫌だったのに周りからの評価があまりにも悪くてモヤモヤするあの感じとか、
今日から人生気合い入れて生まれ変わった気持ちで頑張るぞ!と意気込んで愛想良くしていたら良い事あったの?と言われて勘違いされるあの感じとか、
ただ歌いたくて歌ってるだけなのに良いことがあったと勘違いされる感じとか、
家を出る前にお洒落して機嫌よく居ると親に、男と出かけるのか?みたいに思われてニヤニヤされるあの感じとか、
メイクを覚え始めた年齢のころに「色気づいちゃって〜」と言われるあの最悪な感じとか。

無理すぎて例えが止まらないのでこの辺にしておきますが、そんなような、最悪な気分にさせ、かつ自分の自信を無くさせるような、私にとってはそんな言葉なのですよね。










「何か良い事でもあった?」

という一言は、一見ポジティブな言葉であるのに言われてみると嫌な気分になってしまう。
皮肉を言われている気になってしまう。

あんまり、言わないで欲しい。
良い事があったら、自分から言いますので。

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