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「神様の後押しが欲しい人」にとって役立つかもしれない感想文

みなさまこんにちは。柔道整復師・整体師・パーソナルコーチのAYUMIです。noteでは日々の勉強や読書の感想を「ココロとカラダを整える」ことに活かせるように書いています。

ほぼ自分のアウトプットのために書いていますが、誰かの参考になるかもしれないと思い、noteに残しておくことにしました。


本日の本の紹介

本日はこちらの本の感想文です。

この本を読んだ理由

伊坂幸太郎さんのファンだからです♪ どの作品も面白い!
私は神様好きなので、「死神」のことも知りたくなって買いました。

何が書かれている?

死神がどんなことを考えながら仕事をしているのかが書かれています。
この本に出てくる死神は人間に姿を変えて登場します。なので、人間側は死神を人間だと思って接しているのが、なんとも言えず愉快です。

この本から学べること

①死神が「死」の決断を下すことを迷う人間がたまにいる。

死神の仕事は人間に扮して調査対象の人間に会いに行き、調査対象の人間の「死」に対して「可」か「不可」のどちらかの判断を下します。死神は人間の何を見て「可」とするのか「不可」とするのか。

本の中に「死」を迎えるであろうたくさんの調査対象の人が登場します。この中に「見送り」と決断した事例が出てきます。なぜ「見送り」なのか。

これはぜひ本を読んで確かめて欲しいのですが、私が感じたことは「見送り」になった人は、死神の好きな何かを持っている人間です。その人間が生きている事で死神が満足する場合、「見送り」の決断が出るのか!と思いました。面白いです。

②死神も神様である。

多くの人が神社に行って神頼みをするとき、「もっとよくなりますように」というニュアンスのことをお願いすると思います。では、もし【死神神社】があったら何をお願いしますか?「死」の神様は何を手助けしてくれる神様でしょうか?

これは私の場合ですが、「満足した気持ちで死を迎えられますように」とお願いすると思います。この本の中で、死神は「死」を「可」とする事例がたくさん出てきますが、どのように「死」を迎えるかを決めるために、事前に調査しています。

死神も人間の願いを叶える神様なんだということが分かります。この本を読むと、「死神最高!」とさえ思えてしまうから不思議です。

③神様に後押ししてもらうためには、何をすればいいのか

個人的意見を述べると、【神に頼らず自分の信念を中心に毎日生きること】だと思います。

この本の中でいろんな人が登場しますが、死神が人情を汲み取ってくれる事例がたくさん出てきます。死神は人間の生き方を見ているんです。

神社参拝の際は「神様に感謝しましょう」と聞きます。もちろんそれも大切だと思います。しかし、「神様いつもありがとうございます。感謝してるので、私にもっと良いことをください。私に行動する勇気をください」と思っている場合は、なかなか神様の後押しを得られないような気がします。

感謝をしていても、「ください」を欲しているからです。

ボートに乗って向こうの島に行きたいとき、「神様ありがとうございます!私は向こうの島に行きたいんです。だからボートをください!」と言うのと、「私は向こうの島に行きたんです!ボートは作りました。出発の時に少し後ろから押して出発を手伝ってくれませんか?」と言うのとは違いますよね。

全ての神が同じ考えではないと思いますよ。だけど私が神だったら、前者のサポートは面倒です。「ええ〜、ボートあげてもいいけど向こう行ってどうするの?向こうの島に行く意味あるの?」とツッコミそうです。それに対し後者なら「押すだけでいいの?押す!押す!私、神だし!ボート作ってまで行きたい向こうの島って何があるの?一緒に見に行ってもいい?」となりそうです。(ここは私の性格が出てます)

まとめ

伊坂ワールドが炸裂してるので、ぜひ読んでみてください♪
ちなみに【死神の浮力】という本も読みましたが、ぶっ飛んでて面白いです。


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