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King Gnuのモゾモゾ感が快感に変わった瞬間

King Gnu、みんな聴いてますね。
わたしはいつも遅いので、売れているもの見ているもの聴いてるものに関して疎いのです。
しかもKing Gnuを知ったのが、星野源のドラマに出ていたからっていう。
最初、お笑い芸人さんだと思った(ファンの方がいらっしゃったら申し訳ない!)。
でもその方がKing Gnuの井口さんというのを知り、大好きApple Musicで聴いてみました。

「なんだか、どこかで聴いたことある・・・?」

そう思ったのですが、それはパクリだなんだというどうでもいいことではなく、懐かしい感じもするし、新しい感じもするし、モゾモゾっとしたものが残ったのです。

これはなんだ、なんなんだこの感覚は。

それから、昔聴いていたものを引っ張り出しては聴き直し、記憶のかけらを必死に集めたのですが、どれも違う。
だけどどこかで出会ったような気がする。音のデジャヴ。その不思議な感じがとてもとても気になって、音楽に詳しい知人にその話をしてみました。

「King Gnuは天才の集まりなんだよ」

知人曰く、音楽の知識や技術が豊富で、抜群に飛び抜けていると。
だからわたしがどこかで出会ったことがあるように感じるのは、彼らの音楽の膨大な知識がそう思わせている、知人の見解はそうでした。
そして、わたしが必死に集めた記憶のかけらに基づく人たちも、いい音を奏でる人がたくさんいると思うけど、King Gnuは比べ物にならないくらいの人たちだよって言われました。
しかも誰か一人が天才なのではなく、彼ら一人一人が個々に天才。
この話を聞いて、とても腑に落ちました。そういうことか、このモゾモゾは!って納得。

知人がここまで褒めるのは滅多にないことだったし、わたしは特に疎いので、余計に興味をかき立てられました。

しかし。
どうしてもそのモゾモゾ感が気になってしまい、この曲のこのモゾモゾはどこら辺にある記憶なんだろうって気がつくと考えてしまっていて、曲に集中して聴けなかったんです。
それはとてももったいないと思って、何度も何度もいろんな曲を聴き続けた結果、そのモゾモゾがやっと快感に変わってくれました。

ここまで来れば、あとはKing Gnuの世界観にどっぷり浸かるだけです。楽しい。
不思議な出会いでした。お笑い芸人だと誤解してすみません。

他の誰かにーなんてーなれやーしないよ
って言ってました。
そう言ってくれて、あざす!!