【 フィギュアスケート 】シルクドソレイユの音楽を使ったプログラムのご紹介

先日、鈴木明子選手の「O」について記事を書いていたのですが、うっかり消してしまいました…
せっかく想いを込めて書いたのに…と落ち込んでいたところですが、もう一度書くのも…と思いシルクドソレイユの音楽を使用したものを集めた記事にします。
 

鈴木明子選手「O」

2012-13シーズンFS。
細かな音を捉えながら踏むステップシークエンスは鈴木選手の深いエッジワーク使いを見ることができます。
また演技最後のコレオステップシークエンスはスピード感もあり、さすがだと感じます。
そしてなんといっても美しい青い衣装、シルクドソレイユの世界観が詰まっており見入ってしまいます。
ちなみにエキシビジョンで演じた動画も見つけました。
照明のある中で演じるとまた雰囲気が出ますね。
 

本郷理華選手「Quidam」

2015-16シーズンのSP、彼女の代表作とも言えるキダムです。
「Incatation」という音楽は、ホイールを使用した演技で使われる音楽です。
エキゾチックな音楽が本郷選手の雰囲気にぴったり、力強いジャンプを跳べる彼女によく合うそんな振付が盛り込まれています。
ちなみにこの振付は鈴木明子さんによるもので、音楽の雰囲気を良くとらえ、選手の個性を引き出す振付はさすがだと思います。
ちなみにこの音楽、わたしが所属していたクラブのお姉さんが使っていていつの日かこの音楽を使いたいとひそかに憧れていました。
 

エフゲニアメドベージェワ選手「Aleglia」

アレグリアの音楽を使用したエキシビジョンプログラム。
エキシビジョンプログラムならではの、華やかな衣装が印象的です。
またアレグリアのテーマになっているバーレスクのイメージが照明でうまく表現されています。
彼女の醸し出すミステリアスな雰囲気がよくあっていて好きな作品です。

ペシャラ・ブルザ組「星の王子様と彼の薔薇」

2013-14シーズンのFDの中にQuidamのCarouselという音楽が使用されています。
ペシャラ・ブルザ組はテーマを掲げたプログラムを演じていて、とても興味深かったです。
こちらのプログラムもペシャラ選手が薔薇をイメージした衣装を身に纏っていています。
いつも衣装も凝っていてとても素敵でした。
流れるような美しいスケーティング、そしてメルヘンな音楽はプログラムの世界観にぴったりでした。

フローランアモディオ選手「Quidam」よりCarousel
　

2009-10シーズンFSです。
アメリとショパンのノクターン20番と共に使われています。
踊るのが得意なアモディオ選手、イキイキとしたコミカルで個性的なプログラムです。
スケートを見ているというよりも、ダンス作品を見ているような感覚で、毎シーズン彼のプログラムが楽しみでした。

こう見てみるとキダムがよく使われているんですね。
選手の個性を引き出せる音楽も数々です。
コロナ禍でシルクドソレイユも打撃を受けていましたが、いつまでも芸術的で美しいショーを生み出してほしいと願います。

以上、シルクドソレイユの音楽を使用した演技のご紹介でした！
他のプログラムをご存知の方いましたら是非教えてください⛸