わたしのイギリス留学　基本情報

こんにちは、アユミです。

わたしは2018年の9月から2019年の5月までイギリスのオックスフォードに交換留学生として留学しました。

とても濃い時間で、振り返ると素敵な思い出が今でも鮮明に蘇ります。でもどうしても忘れてしまう小さな思い出もあるもの…本当に貴重でかけがえのない思い出を忘れないためにも少しずつつらつらと残していきます。

ドキドキの寮生活

わたしは学校から歩いて10分ほどの場所の学生寮に住んでいました。ここはかなり大きい寮で学部問わず、1年生が住む寮。大学の寮は他にもあり、大学院生が住むきれいな所、遠いけど設備が充実しているところなど様々でした。私は近さを取ってこの寮を選び、結果的にすべてが大正解でした！

イギリスの寮はEn-suiteとNon-en-suiteが主流です。En-suiteはトイレとシャワーが部屋についているタイプ、Non-en-suiteはトイレとシャワーは共有です。別にキッチンとリビングのようなところが共有スペースとしてあります。

わたしが住んでいたのはNon-en-suite、自分合わせて5人のフラットメイトと暮らしていました。部屋にはベッド、勉強机、簡易的な本棚、洗面台、クローゼットというこじんまりとした部屋。太陽が当たり、心地よく過ごせる部屋でした。

一緒に住んでいたのは、イギリス人3人、スイス人1人、男性２人女性３人でした。渡英最初は本当に英語がわかりませんでした。（みんなの話すスラングや速さについていけない）しかし日本に興味のあるG君、先代のルーツがインドというCちゃん、高校をスコットランドで過ごしたスイス人のKちゃん、両親がアメリカで仕事しているE君。変にお高くまとまらず、異文化に理解のあるみんなのおかげで助けられました。やはり1年生とあって引っ越し早々パーティーばかり、そんな場にも4人がおいでよ！と誘ってくれました。

あ、そうそう。引っ越してきた初日から、わたしたちのフラットはなぜかシャワーや暖房が壊れみんなで寒い思いをしてました。3日後くらいにそれを訴えにいこうと5人で話し合ったところから、5人の距離が縮まった気がします。

大学編

交換留学生としてとれる科目は基本4科目。言語を入れると5科目とることができます。日本の大学では教職も並列してとっていたため、毎日授業は当たり前、大学4年生の後期に初めて全休が1日現れただけで、ずっと授業でした。

それに比べるとイギリスでの生活は週3回大学に行くだけ。日本と違うのはLectureと呼ばれる座学は3時間に及ぶものも…大学に行く日数が少ないから楽というわけではなく、エッセイなど時間のかかる課題が毎週のようにありました。なので忙しさは同じくらいですが、大学にいなければいけない時間が少ない分、家でオンオフを切り替えて効率的に行うことができました。

授業の違いやびっくりしたことなどはおいおいNoteに書いていければと思いますが、私が選択した授業は留学生向けのWritingやSpeakingの授業、ドイツ語、英語の歴史、社会学など2期合わせると8科目。その中でも現地の学生と混ざって受ける授業は本当に大変でした。

日常

キッチンがあるので自炊していました、日本からよく食材が届けてくれたのでとても助かりました。アジアンショップなんかにいくとだいたいの物は手に入ります！だし醤油とかはなかったかも…

夜ごはんの時間になるとみんなキッチンにぞろぞろと集まってくるので、それぞれご飯を作ったり、その日あったことを話したりして過ごします。気づくと23時くらいまでキッチンにいることも。笑

誰かが何かを焦がして煙が充満したりなんてことは日常茶飯事。笑いが絶えないフラットでした。

English breakfast for dinner

これはある日の夕食。月に一度は全員で集まって同じものを食べていました。そこで日本食も振る舞ったり、逆にイギリスの家庭料理を教えてもらったり。フラットメイトが今日はヘルシーだからって気合い入れて作り始めるのが、冷凍の野菜をレンジかけてベイクドビーンズと混ぜるだけとか。文化の違いを学びました。

土日はみんなお休みなので、それぞれ思い思いに過ごしていました。気づくと昼ごろにみんなキッチンに集まってることが多かったです。それぞれ課題を持ち寄ってみんなで課題をしたり、となりのフラットから誰かのぞきに来たり。

わたしはお昼過ぎまでみんなと過ごして、そのあとは新しい友達と出かけたり、夜はパブに行ったり。オックスフォードは本当にきれいで、毎回新たな発見がある素敵な町でした。一日中家にこもった日は数えるほどだったと思います、そんな素敵な発見も少しずつお話していきます。

こんな日常の中で起きるとても不思議で楽しい毎日を今後皆さんと共有していきたいと思います！

アユミ