マガジンのカバー画像

わたしのこと

23
わたしが思ったこと、感じたこと、伝えたいこと、です。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

反抗期が来たらお赤飯を炊こう 〜隠れ反抗期に御用心〜

反抗期が来たらお赤飯を炊こう 〜隠れ反抗期に御用心〜

我が家の姉妹は4歳と0歳だ。いわゆる反抗期と呼ばれる時期までまだかなりあるが、まわりの声を聞くと女の子でも「くそばばぁ」とかかなりヘビーな発言をしてくれるらしいので、心構えをしておかねばと思っている。

しかし、わたしは反抗期の到来に関して、不安はあるものの歓迎したいと思っている。人が成長する過程において反抗期は必要だと考えている。

一方で、「うちの子はやさしい子で、反抗期がなかった」という声も

もっとみる
わたしの大恋愛 奇跡は起きる、編

わたしの大恋愛 奇跡は起きる、編

聞いてしまったことを封印して数ヶ月、私たちは以前と変わらず過ごしていた。そんなある日、いつもどおりの時間にやってきた家庭教師だったが、明らかに様子がおかしかった。

「ずーーん」というオノマトペが透けて見えた。この世の終わり、お先真っ暗、世界中の不幸をひとりで背負っているみたいだった。これはもう、聞かずにはいられなかった。

「先生、どうしたの?」

ちょっと迷った様子だったが、彼は口を開いた。

もっとみる
わたしの大恋愛 大ショック編

わたしの大恋愛 大ショック編

塾講師と生徒から、家庭教師と生徒にレベルアップしたわたし達。これはもう、わたしにとっては奇跡の大躍進だった。なんたって、塾の教室とは違って、部屋にふたりきりなのだ。時間も気にしなくていい。授業が終わったらお菓子を食べながらおしゃべりして、もはや気分はデートだった。楽しくて楽しくて仕方なかった。

そんな、ふわふわのピンクオーラ全開のわたしに、ある日悲劇が訪れる。

その日は土砂降りの雨だった。授業

もっとみる
わたしの大恋愛 一歩前進編

わたしの大恋愛 一歩前進編

時は流れ、恋に突っ走る女子中生だったわたしは、勢いそのままに高校2年生になっていた。

彼との関係は相変わらず塾のバイト講師と生徒のままだったが、週に数回確実に彼との時間を過ごせることがとてもしあわせだった。ある意味それで充分満足していて、それ以上の関係まで求めていなかったかもしれない。

そんなある日、彼からの思いがけない提案により、私たちの関係はぐぐっと変化することになった。

その日は、いち

もっとみる
やっちゃいけないことを全力でやってみた結果

やっちゃいけないことを全力でやってみた結果

ご縁があって、「己書」なるものを習ってきた。「己書」、なにそれ??という方が多いかと思う。
筆ペンを使って、一定のルールに則って文字を崩して書く、文字のようなイラストのような。ハンズに額に入れて売ってそうなやつ!というとピンと来るだろうか(笑)

わたしは小学校1年生から結婚して引っ越すまで、お習字を習っていた。はじめに付いたのは日展の審査員をしていた地元では有名な先生で、目をかけてとてもよくして

もっとみる
わたしの大恋愛 まっしぐら編

わたしの大恋愛 まっしぐら編

塾講師の彼に、秒で恋に落ちたわたし。次に取った行動は至って単純である。全力で勉強に励んだ。

彼とお近づきになりたい、しゃべりたい、視界に入りたい。講師と生徒という関係上、いちばん簡単な方法はわからない問題を質問しに行くことだった。

わたしは、根っからの文系だ。国語と社会と英語は得意で、数学と理科は苦手、嫌い。しかし、彼は工学部の学生で理系、教えている科目は数学、化学、物理だった。嫌いだけど、彼

もっとみる
わたしの大恋愛 出会い編

わたしの大恋愛 出会い編

これは、うそみたいな本当の話だ。実際にわたしの身に起きた、昨今の月9よりよっぽどドラマチックなラブストーリーだ。「そのまま恋愛ドラマにできるよなぁ」と常々思っていたので、まとめてみようと思う。

彼と出会ったとき、わたしは中3だった。通っていた塾で、彼は講師のアルバイトをしていた。2:1の個別指導スタイルの塾で、わたしにはすでに別の担当講師がついていたので、彼と話す機会はまったくなかった。「あ、新

もっとみる