「アピールうまいな」「お仕事依頼したい」と思ったライターさんの特徴【ちきぺーすVol.22】
「ライターになったけれど、なかなか営業が通らない……」
「仕事を増やしたいけれど、営業が苦手」
とお悩みではありませんか?
フリーランスとしてライターをしている場合、執筆だけでなく仕事を獲得する営業、売上管理の経理、期日通り納品するためのタスク・スケジュール管理など、基本的にすべて自分で担当しなければなりません。
しかし人にはどうしても得意・不得意があり、営業が苦手という人は多いかと思います。
また書くことが好きでライターになったゆえ、執筆に集中したい、営業に時間をかけるより記事作成に時間を割きたいといった人もいるのではないでしょうか。
そのような場合、営業をする時間はもちろん、提案・応募がなかなか受からないと辛いものがありますよね。
とはいえ、実際にどのような営業文を作れば通りやすくなるのか、仕事が増えやすくなるのか、なかなかイメージしづらいかと思います。
そこで今回は、ライターや編集者の採用業務を担当し、100人近くの応募文に目を通した筆者が採用業務の中で「この人いいな」と感じた応募文についてまとめました。
ポイントは次の3点です。
このノウハウを実践すれば営業が通りやすくなる上に継続案件も増え、結果として営業をほとんどしなくて良くなります。
営業が苦手、収入を伸ばしたいというライターさんは参考にしてみてください。
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プロフィールに自己紹介の動画を載せている
これは実際に応募してくださった方が実施していた方法で、数ある応募文の中で「お!」と思い、目を引きました。
動画の内容としては、ご自身の経歴やライターとしての仕事、スキルなどを3分ほどの動画で紹介されていました。
動画は正直、見るのに手間はかかります。
何人も応募者がいるときは簡単な文章で分かる方がパパッと見れてありがたくはあります。
ただこの動画を使った人が良いなと思ったのは「他の人がやっていないことをやっていた部分」です。
多くの人は「営業は文章だろう」「より良い、通る文章を書こう」と考えるかと思います。ライターならなおさらですよね。
しかしその中で、推測ですがこの人は「自分で考えて動画という手段を選んでいる」のです。
つまり、オーソドックスな方法以外や他の人がやっていないことができる=自分で考えられる人と思われます。
業務委託は依頼通りに仕事をするのは大前提として重要ですが、自分で考えて試行錯誤しなければ生き残れません。
特に営業文はテンプレートを使って「数撃ちゃ当たる」というやり方で営業をしている人もいます。
しかし企業側から見ると「受かれば何でも良いのかな」「うちに応募したのは特に理由がなさそう。すぐに辞めるかも」と、あまり印象は良くない上に採用される確率が高くないのです。
その中で人と違う方法でアプローチできる人は、採用後もしっかりと自分で考えながら仕事をしてくれそうな印象を受け、安心感が持てます。
ブログを使ったポートフォリオを掲載する
多くの人が営業文に自分の過去の執筆記事を入れているのではないでしょうか?
また募集要項に「ポートフォリオを入れてください」と書かれているお仕事もあるかと思います。
そのときに企業から依頼を受けてメディアで書いた記事を提出するのもNGではありません。
しかし自分のブログに書いた記事を提出してくれるライターさんには安心感を持てます。
理由は次の2つ。
メディアに掲載されている記事には、ライターの執筆した記事をチェックする編集者がおり、ある程度手を加えられています。
そのためその人本来の文章力が分かりません。
場合によっては想像以上に質が高くないこともあり、編集者がほとんど書き直すケースも発生します。
大前提として、ライターはある程度の文章力がないとお仕事は継続されません。
また大幅な修正が発生するとどうしても編集者の業務が圧迫されてしまい、時間を取られるので、より質の高いライターさんに頼みたいのは誰だって同じ。
そのため営業の段階から誰の手も加えられていないブログでポートフォリオを提出してくれると、企業側も安心して採用できます。
お互いのミスマッチ感、修正工数による疲弊なども防げるため、企業側とライター両方にメリットがあると感じます。
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分かる範囲で実績を掲載する
営業文には、分かる・書ける範囲で構わないので実績を掲載しましょう。
実績というのは、例えば次のようなものです。
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