圧倒的な光、SHINeeのコンサートに行ってきた話
2/24(土)東京ドームにて開催された「SHINee WORLD VI PERFECT ILLUMINATION JAPAN FINAL LIVE in TOKYO DOME」に行ってきました!
東京ドームに入るのは、2015年のGLAY 20th Anniversary Final GLAY in TOKYO DOME 2015 Miracle Music Hunt Forever以来、9年ぶり……!!?時の流れ早すぎて震える……!
これは内容と全く関係ないけど、東京ドームのトイレ綺麗だし個数多くて回転早いし、マジで京セラも見習ってほしいと思った。あの開演前のトイレ問題が解消されるだけで、大分ストレス緩和されるよ。11億円かけて改装する価値ある。
さて、まるまる一本SHINeeの記事を書く機会なので、私とSHINeeについても少しだけお話しさせて下さい。
私とSHINeeの出会いは、今から6年前の2018年。引き合わせてくれたのは、ジョンペンであり、現在は髙地優吾担でもある七味チャンです。
人を軽率に沼に引きずり込む割に、自分は身内からの布教でも足を踏ん張り抵抗するタイプの私が、これまた珍しく布教を諦めない彼女の熱意に負けて、アルバム曲を聴いたりオススメ動画を見たりしていました。
しかし、元々韓流を通っていない人生な上、言葉の壁もあり、しばらくはなかなかピンとこず……そんな折に、たまたまYouTubeの関連動画に上がってきたのが、2014年に行った初めての東京ドームライブ映像でした。
彼女は、当初より私にSHINeeのマンネ、テミンを推してきていたのですが、策略通り、まんまとこの映像の麗しい王子様テミンに撃ち抜かれてしまいました。
身内って恐ろしいですよね、自分以上に自分の好みを知り尽くしているんですから。
今まで国内のアイドル、俳優にしか目を向けてなかったけれど、世界には、こんなに美しい人がいるのかと衝撃が走りました。
かの坂本龍馬もこんな気持ちだったんだね……知らんけど……。
この映像を皮切りに、テミンだけじゃなく、キー君(言わずもがな、あのキツネ顔は私の好み直球ストライクです)、ジョン君、ミノくん、オニュさんとタイプの違う王子様5人に夢中になっていくのですが、これまた不思議なことに、同時期に身内2人も、それぞれ違うペンとして沼落ちしてしまい、推し活の勢いは加速していきました。
(2018年、SHINeeにハマりたて4人の狂いっぷりは、とてもじゃないけどここにも書けないレベルだった)
今思い返しても、身内3人を沼に引き摺り込んだ七味チャンの手腕が恐ろしくて仕方ない……でも、SHINeeと出会わせてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。
それから、運とタイミングのおかげで、テミンのソロコンサートやキーランドに参加したりと、単独での活躍を見ることは出来ましたが、兵役やコロナでSHINeeとして揃ったところはなかなか見ることが叶わず、初めてSHINeeとしてのコンサートに行けたのは、去年のことです。
当日1曲目が始まるまで、色んな不安を抱えていました。
私が好きになった時、ジョン君はもうこの世界中のどこを探しても居なくて、でも私が好きになってずっと繰り返し見てきたSHINeeは5人のSHINeeで、オニュさんも休養している今、3人のSHINeeに物足りなさを感じないだろうか、そして、兵役から帰ってきたテミンは本当に大丈夫だろうか、と。
以前の記事で少しだけ触れましたが、テミンの兵役期間、生きた心地がしませんでした。
本当に長くて苦しい2年間。
いつ何時最悪の事態が起きてもおかしくないとすら思いながら毎日を過ごしていました。
古参のシャヲルさん達には否定されるかもしれないけれど、私個人の意見として、兵役に行く前のテミンはとても危なくて、とっくに心は限界を迎えているように見えたし、直前だけじゃなくて、1年ほど前から彼の行動や表情に情緒の不安定さを感じていて、とてもじゃないけれど、何一つ安心なんて出来なかった。
だから、とにかく早くSHINeeに帰ってきてほしかったし、矛盾するようですが、もう生きていてくれさえしたらアイドルなんてやらなくてもいいと思っていました。
無事に兵役から帰ってきて、すぐに精力的に音楽活動をする様子に、あぁ、この人は残酷なほど美しく輝かしいあの世界で生きていくのが最良なんだなと痛感したけれども。
そうだよね……シャヲルと離れたくなくて兵役行くのヤダって泣いちゃった子だもんね……本当に無事に帰ってきてくれて良かった……
実際初めてのSHINeeライブも、始まってみればそんな心配をすべて吹き飛ばす3人のパフォーマンスに圧倒されて、ただただひたすら感動の涙を流すのみでした。あの日、行けてよかったです。
さて、長くなりましたが、ここからが本題。
5人がこれから登場するんだと思わせるワクワクドキドキ感に溢れたオープニング映像に涙腺が緩む中、メインステージの中央モニターが稼働橋のような仕組みになっており、橋がゆっくり降りてきてSHINeeの3人が現れました。
その衣装を見た瞬間、思わず七味チャンと手を握り合ってしまった。
彼らの衣装が、2014年の初ドームツアーの衣装にそっくりだったから。
髪色やデザインは違えど、当時飽きることなく毎日観て、自分もそこに居たような錯覚すら覚えているあの日の姿が目の前に蘇った感動と衝撃を今もどう言葉にしたらいいか分からない。
実際彼らもMC中に2014年の衣装をイメージしたと言っていて、天才?????と思いました。(突然の語彙の喪失)
シャヲルにとって特別な公演が、彼らにとっても特別な公演として思い出に残っていることが、何よりも嬉しいですよね。
衣装だけでなくセトリも、2014年の初東京ドームをオマージュ、ブラッシュアップしたような内容で、懐かしさと新しさの融合が絶妙でした。
『Picasso』『Your Number』『LUCKY STAR』聴けたの嬉しかったな~~~~!!
そして『Fire』は初めて七味チャンに借りてSHINeeを聴いた時に一番好きだなと思った曲なので、生で聴くことが出来て幸せでした。
『Everybody』で今回も大泣き、どうしてもバラード以上に泣けてしまう。
ミノくんが空を向く瞬間がたまらなく好きだよ……ステージ上には3人だけど、ジョンくんもオニュさんも居るように見えました。
ジョンくんのことを無理に忘れようとしなくていいんだよ、悲しんでいいんだよ、と彼らも一緒に慈しんでくれることでどれだけこの心が救われることか。
今も彼らの隣に居て欲しかったと嘆くことはきっと永遠に止められないけれど、きっと彼らは私達より何十倍何千倍計り知れないほどその思いが強いだろうけれど、それでも、前を向く力を分け与えてくれてありがとう。
SHINeeはいつまでも5人でSHINeeだよ。
あとこれは言わずもがな、ダンスパフォーマンスに圧倒されますよね。
うわ~~~~!!この激しさSHINeeだ~~~~!と震え上がる。本当に全員が兵役のブランクある?って疑うレベル。
まだまだ新人アイドルにはこの玉座譲りませんよという貫禄と圧、プライドをひしひしと感じました。
さて、ここからは3人の話。
テムペンでありながらキボミに完敗の私、今回のヘアメイクがあまりに良すぎて、モニターに映る度、近くに来る度倒れそうになった。
ViewのPV期を彷彿とさせるワンレンゆるパーマに、途中で切り替わるハーフアップ……美人すぎる……眩しい……
よくぞ踏ん張り耐えたよ、我が太ましい足。たまには役に立つじゃん。
キボミの高音は聴いていてすごく耳馴染みがいいというか、曲によってすごく楽しくなったり、ぐっと引き締まったり、切なくなったり、色んな顔を見せてくれる唯一無二の歌声ですよね。
世界トップクラスのエンターテイナー性も健在で、MCの日本語完璧で、笑いの間も絶妙、あんたが大将!
トロッコに乗ってるときにハート作るお手手めちゃ可愛かったし、曲中に流す涙はとても清く美しかったです。シャヲルとして、その涙に恥じぬ行いをしていきたい。
もう兵役もないしコロナもない、その言葉のなんと頼もしいことか~~~~!
いつも欲しい言葉を自然と与えてくれるキムキボム、絶対的信頼がおける。ありがとう。
ミノくんは、去年のライブ以来二度目まして。
ねぇ……顔ちっさ……足長……筋肉やば……スパダリ……誰のとは言わんけど……
そして、日本語めっちゃ喋れるようになっててびっくりしました……たくさん勉強したんだね……偉すぎるよ……
それに、ミノくんってあんまり泣かないイメージがあったんだけれど、今回ライブの終盤で感極まってカメラに背を向ける瞬間があり、ミノくんが泣くの~~~!!?ってつられて涙が出てしまった。
振ってる方は気づかなかったけど『LOVE』の曲中に客席のペンラが「LOVE」の文字になっていたらしく、それ見て感動したと話していて、あぁ、私達が当時を思い出すように、きっと彼らも当時を思い出して、思うことが沢山あるんだろうなと感じた場面でした。
今日のこと忘れないでって言ってくれてありがとう、一生忘れないよ。
最後にテミンのこと。
今回、彼の歌声からジョンくんとオニュさんを感じる瞬間がすごく多かった。歌い方を寄せているというよりも、彼らの歌い方を全て吸収し自分の中に落とし込み、そこに自分らしさを足している感じ……すごい技術だなと思うし、それをあのマンネがやってのけていることに衝撃ですよね。
デビュー当時、歌うパートが少なくて悔しい思いをしていた、あの!テミンが!
不在の兄二人分を補う歌唱力でステージに立っているなんて!!!!
こんなの泣かないわけがなくない??????
日々進化していく彼の姿に、感嘆の声しか漏れない。
かと思いきやMCでの自由さは変わらずで、兄二人を振り回しつつも笑顔にさせていて、本当に可愛かったです。
ムービングステージ上でMC中、ミノくんが『LOVE』に感動したってキー君と良い話をしてくれてる横で、全く話を聞かずに下のお客さんとペンラ遊びしてたの本当に笑った。
その後「ミノさんもやってみて」とミノくんにもやらせて二人で「すご~~~い!!」って大はしゃぎしていたのは上質なツミンでしたね。
呆れ顔のキボミ込みで安定のSHINeeのMCだった。
終始馬鹿になっていた涙腺が更に馬鹿になったのは、最後の挨拶で感極まって話せなくなったテミンを見た瞬間。
昔は、どんなにジョンくんが泣いても、キボミが泣いても、ニコニコとしていたテミンが、シャヲルの前で包み隠さず素直な感情を出してくれたことにまず涙が込み上げてきた。
次に彼が紡いでくれた「皆さんのおかげで、SHINeeはずっといけると思う」という言葉で泣き崩れてしまった。
喜びとか安堵とか本当に色んな感情が入り混じって、翌日目が腫れるくらいに泣いた。
こんなつもりじゃなかったのに!!
後から「泣かないで~」って客席に手振ってくれたけど、こんなに泣かせたのはあんた!!!!!!
でも、この涙が悲しみじゃなくて、喜びであることがなによりも嬉しかったな。
先述した通り、私のテミンに対する漠然とした不安は、きっとこの先も、心のどこかに存在し続けると思います。
それは、アイドルとして、一人間としての彼のことを信じていないとかそういう話ではなく、心の病の恐ろしさも、永遠なんてないことも嫌というほど知っているからで、けれど、彼がこうして言葉にしてくれることによって、その不安は何倍も何十倍も軽くなるんだよ。もう今なんて羽よりも軽いよ。
何も完璧じゃなくていい、ありのままのテミンでいいから、これからも沢山ご飯を食べて、沢山寝て、沢山笑って、長生きして下さい。
そして末永く一緒に幸せな景色を見よう。
テミンがSHINeeのマンネで良かったし、テミンを好きになって幸せです。あなたが私の誇り。
この先、オニュさんが帰ってきたらもっともっと進化したSHINeeに会えると確信しているし、その日も決して遠くはないと信じています。
一シャヲルとして、胸を張ってSHINeeを照らすパールアクアグリーンの海の一部になれるように、私も私の人生を一生懸命頑張ります。
圧倒的な陽の光を浴びせてくれるSHINee、どうかこれから歩む道も今まで以上に輝かしく、幸福なものでありますように。
日本公演お疲れ様でした、奇跡のような時間を本当にありがとう。そして、おかえりなさい!
SHINee IS BACK!
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