スポーツの多面的な有用性と側面
※2023/8/7加筆・一部修正
こんにちは!
鮎川福祉デザイン事務所代表(旧:鮎川地域共生コミュニティ研究所)鮎川です。
「だれもが福祉をデザインできる世界へ」をvisionに、おもにスポーツを活用した
コミュニティ形成事業を行なってます。
しかしコロナの影響で2月以降新たな事業もスタートする予定でしたがすべてストップしてしまいました。
落ち込んでても仕方ないので
この時期をポジティブに捉え
過去の事業を振りかえると
改めてスポーツの「多面的な有用性と側面」に気づきました。
まず私たちのコミュニティでは多様な属性の方々が「同一の道具とルール」で共にスポーツを行得るのが特色です。
年齢は5歳から70代までの多世代。その中には男性、女性問わず、障害のある方(身体、精神障害問わず)もいらっしゃいます。
※下記写真「ユニバーサルサッカー」コミュニティ
※プロモーション映像
https://www.youtube.com/watch?v=c8CzYxSUKGk#action=share
一般的にコミュニティもスポーツ活動も「年齢、性別、障害の種類など同じ属性の方々で形成される」事が多いですが、私たちのコミュニティは多様な属性の方々がいることで下記のような「多面的な有用性と側面」を持っています。
例えば、これらを地域福祉を担う自治体がスポーツを活用し横断して「一括」で実施できたら、相当なコスト削減にも繋がるのではないかと考えられます。
しかしながら、それには下記の様々な組織を横断しなければならないのですが、自治体は全て制度別に分かれているので非常に困難です。
だから、私たちのようなインフォーマル(福祉制度とは別の)なコミュニティが存在する必要性があると考えています。
そんな事を振り返るなか社会人大学の先生に下記書籍を紹介して頂きました。
「スポーツで挑む社会貢献」
まえがきを読むと、スポーツを活用してきた今までの事象を活かせる領域が地域から
国際貢献活動まで広げられる事が分かります。
国連開発計画(UNDP)をはじめとする各国際機関も開発プロジェクトをスポーツと連動させて展開してるとのこと。
私たちのコミュニティメンバーの方々でイランの障害者支援を行ってる方が、ボッチャ(パラリンピック正式競技)を活用して「私たちのコミュニティ形成手法をイランで実施されたこともありました。」
また体験会で、私たちのコミュニティを題材に画像をスクリーンに映して説明までして頂きました。
※NPO法人イランの障害者を支援するミントの会
このような事例を見ると、超少子高齢社会の課題先進国日本において「地域での実践が世界的な貢献活動にも繋がる。」と考えられます。
今回コロナで事業がストップしてしまいましたが、過去を俯瞰し考えられて有意義でした。
また、みなさんと笑顔で会える日を楽しみに!
準備を進めます。
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