Annaの日記 世界一適当な子育て論①
最近一日1回、いや何回も
「あーーーヒトリになりたい」と
本気で思っている。
いや声に出して言っている。
現在9か月になる、我が「最愛」の娘Anna。
最初に言う。周りのお母さんらに話を聞くと、本当に彼女は育てやすい
らしい・・・
しかし私は本気で、山に捨てに行きたいという
衝動に駆られるほど、
泣くとイライラしてしまう。
「どうぞ 母親失格と言ってください!!」
と思っている。
42歳で母親になったから?
望んだ妊娠ではなく産んだから??
帝王切開で産んで痛みを知らないから??
2(おっぱい):8(ミルク)で育てたから?
子供が元々好きじゃなかったから??
母親としての「自覚」・・・
そんなもの9か月たった今もかけらもない。
「母性」?ってなんですか??
確かに本当に優秀な赤ちゃんではある。
4.3キロという超ジャンボサイズで生まれたからか、新生児の頃からよく乳をのみ、よく寝て、泣いても抱けばすぐに泣き止み、何時間も抱っこしていないといけないなんて事はなかった。
成長も早かった。3か月で寝返りをして、今ハイハイにつかまり立ちもしている。
離乳食も、数日はてこずったが、今では何一つ好き嫌いもなく、食べない小学生くらいは毎日バクバク食べてくれる。
「場所見知り」が全くなく、どこに行っても寝られる根性がある。
外食なんて数年は無理かもねと言っていたが、外面がよくレストランではひときわ大人しいため、交代でラーメンを食べる事なく食事が出来ている。
この文章を読んだら、色々な事に困り果てているお母さんからしたら
ふさけんな!と思うかもしれないがそれでも子育てというのは
本当に大変なものである。
昔、母親になった友達に言われた。
「1割のかわいいの為に9割の大変が乗り越えられる」
まさにそうだと思う。ジジババや友達は心の底から
「かわいい~!!!!」
と言ってくれるが、そりゃ1日の数時間しか見てなければこの声が出るだろう。
夜泣きや、爆発寸前のおむつの交換や、ぐちゃぐちゃの食事後の床掃除、ちらかし放題のおもちゃの片づけ・・・
これがエンドレスでくる。自分の時間なんてない。
成長するにつれて子育てはだんだん楽になっていくものだと思っていた。
生まれてすぐは、3時間おきの授乳におむつ交換、抱っこ抱っこの繰り返しで、今日が何日かもわからないような生活で
やっとリズムがつかめてきたらと思ったら自我がめざめ、泣くわわめくわ・・・
そうこう言っているうちにあっという間に離乳食がはじまり
これが3回食にもなるともう大変!!
3回食と同時くらいにハイハイやつかまり立ちが始まり、パワーも倍増・・
どこかしら連れて行かないと、夜寝ない・・・
前よりも子供にかかる時間が増えて、転がっている時が一番幸せだったと気が付く。
そして今から待っている「イヤイヤ期」
単語を聞いただけでも卒倒しそうだ・・・
時々、生まれた時の写真をみると、涙が出てくる。
成長したなという感動の涙ではなく、何も覚えていなく泣けてくる。
もう、ただの育児ノイローゼ。
そのくらい毎日が振り回されて、あっという間に季節がもうすぐ1周する。
記憶が少しでもあるうちに、「教科書通りにはいかない子育て」に
ついて、しばらくまた書こうと思う。
説明書と子育てSNSが大嫌いな私でもなんとか子供が育っている。
周りと比べて色々な事が心配で心配で仕方のないお母さんや、今お腹にいるお母さんが
「あーこんな適当にやってても育つんだ」と思ってもらえたらと思う。
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