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「結婚子育てマウント」をとられるあなたへ。公開カウンセリング#1

note上で公開カウンセリングを始めます!
ということで相談を募集していましたが、
記念すべき最初のご相談を頂きました。

公開カウンセリングについてはこちら。↓

今回ご相談くださったのは、「リリー」さんという女性の方。
メールありがとうございます!!
以下、「リリー」さんからの相談内容です。

「アイサさん、初めまして。
カウンセリングを一度受けてみたかったリリーといいます。
カウンセリング、といっても愚痴みたいになってしまいそうですが、聞いてください。

私は独身のアラサー女子です。
大学時代からずっと仲の良かった友人が、最近何かと結婚や子育ての話でマウントをとってくるのが悩みです。

彼女は大学卒業後すぐに結婚し、その翌年には双子を出産して、一軒家も建てて旦那さんとお義母さんと5人で暮らしています。
まず、コロナ以前から、会って食事でもどうか、という話題になると必ず「うちに来て欲しい」と言い、家中案内されて自慢話を聞かされます。
食事でもどうかと誘うのも必ず彼女のほうなのに…私から誘うことはほぼありません。
子持ち既婚者を独身としてはなかなか誘えませんから。
何とか家に行くのを回避して外で会っても、ずっと子供の写真を見せられ、旦那の愚痴を聞かされ、
こちらの相談には「じゃあ結婚したらいいのに」「子供生んだらいいのに」で返してきます。

なんと言うか…どんな話をしても「結婚」か「子育て」の話題にすり替えられる感じです。
そして、何でそれしないの、早くした方がいいよ、と言われている感覚になるのです。

先週末、久しぶりに話す友人3人と、彼女と、私の5人でオンライン飲み会をしました。
その中で、彼女ではない友人が、仕事で昇進することになって、お祝いムードになったんです。
そしたら、専業主婦をしている彼女は
「双子育ててると昇進するほど仕事できないから羨ましいな~、でも喜びも倍だけどね!」
と切り出し、一気に自分の双子の話に持っていって、友人のお祝いムードを一瞬でかき消しました。
その友人がとっても頑張り屋なことを知っていた私は、本人じゃないのに物凄く腹が立ち、彼女が双子ちゃんが書いた絵を延々見せてくる最中、
「〇〇ちゃん、昇進おめでとう!私眠くなったから落ちるね、バイバイ」と言って退出しました。
その後、彼女以外の全員の友達からLINEが来て、私と同じモヤモヤを感じていたそうで…変な一体感が生まれましたが(笑)、モヤモヤは消えませんでした。

私は彼女の愚痴聞き相手に認定されているのか、この三連休も旦那や義母の愚痴LINE、子供の写真LINEが来続けています。
そろそろ縁を切りたいと思いつつ、行動できません。返信してあげる自分が嫌いです…。付き合いが長いせいか勇気がないし、縁を切ることすら面倒だと思ってしまいます…。

長々とすみません。こんな形のメールでもいいでしょうか。反応に困ったらスルーしてください。読んでいただきありがとうございました。」

まずは、リリーさん。
ご相談くださり、ありがとうございます。
反応に困るなんてありません。

私を選んでメールをくださったこと、本当に嬉しいですし光栄です。


詳しく書いてくださったことも感謝です。
これだけ詳しく書くと、書いている最中イライラがよみがえってきませんでしたか?

そんな疲れる作業を最後までやり遂げてくださって、本当にありがとう。

じっくり最後まで読ませていただきました。
私も精一杯、応えさせていただきますね。


今回はリリーさんに、2つ、お話させて頂きたいと思います。

  1. リリーさんはとても友達思いであること

  2. 人間関係は、「今の自分」に合わせて最適化する必要があること

の2つです。

まず、リリーさんはとても友達思いですね。
独身として立場が違う既婚者の友人の話を、不満を持ちながらも聞いてあげている。返事もしてあげている。
これを友達思いと言わず、なんと言うのでしょう。
リリーさんは、思いやりと優しさで溢れた素晴らしい方です。
そんなリリーさんに、その「彼女」は甘えているのでしょうね。
悪くいうと、つけ込んでいるとか、おっしゃる通りマウントをとっている、ということかもしれません。

でも。

リリーさんが友達思いであることは、その「彼女」以外の友達も証明してくれていますよね。

オンライン飲み会の後、「彼女」以外のご友人みんなからLINEが来たことがその証明ではないでしょうか。
リリーさんの「彼女」を含めた友人への態度が、とても真摯で、丁寧で、親切なんだなと伝わってきます。

まずはそんな自分を誇りに思ってください。


今は、「彼女」との関係に悩んでいることが原因で、「自分が嫌い」と思うことが多いかもしれません。
でも、リリーさんのその友達思いで親切な対応に、「彼女」はもちろん、ほかのご友人も救われているはず。

あなたの優しさは、「嫌い」になる前に、たくさんの人を助けてきたものでもあるんですよ。


それでも、「自分が嫌い」なのは辛いことです。
リリーさんは、「彼女が嫌い」と言わずに「自分が嫌い」になっています。
優しさが無意識レベルであり過ぎて、人を嫌いになれないのでしょう。

ここで少し、考え方を変えてみてください。

彼女をどうするか、ではなく、「自分を好きになるにはどうするか」を考えてみてください。

どんな関係で、どう振舞っている自分が好きですか?
彼女とどう付き合っている自分が好きですか?

きっとそれが、これからリリー様が目指すべき自分の姿なのだと思います。

大人になり、社会人として年数を経てくると、学生時代とは全く違う価値観をもつようになります。
「成長」と呼べば聞こえはいいですが、それは確実に「変化」でもあります。

そうしたとき、学生時代の価値観で仲良くなった友人と、必ずしもずっと仲良く居続けられるわけではないでしょう。
ひとりの大人として生きていれば、それもまた仕方の無いこと。

じゃあ何が正解なのか。

「自分を大切にする」という過程があれば、それが自分にとっての正解なのです。

その時の自分の価値観で、自分が心地良いように、人間関係も取捨選択、最適化。
それがきっと適切な距離感、心理状態を保ってくれるはずです。


バージョンアップ、モデルチェンジするのと一緒です。
相手にも人生があるように、自分にも大切な人生があるのですから。

自分を犠牲にしない、自分を大切にする。
そんな考え方で、もう一度考えてみてください。

どんな関係で、どう振舞っている自分が好きですか?
彼女とどう付き合っている自分が好きですか?



自分を好きになれる、自分が楽でいられる方向へ舵を切る事は、自分にしかできないこと。
今まで本当にたくさん友人思いでやってこられたのですから、自分思いで考えて、スタートしてみてくださいね。

以上、カウンセラー&占い師アイサの、
記念すべき一回目の公開カウンセリングでした。
リリーさん、ありがとうございました!

公開カウンセリング、お悩みは

counselor.teacher.kokoro.step@gmail.com

まで!よろしければ募集記事もお読み下さい↓


人間関係は、自分の心地良さに合わせて最適化。

人を気遣いすぎて自分が嫌いになってしまう優しいあなたは、まずはそんなあなたのこともまるっと受け止めて、肯定して。
そして、その後であなたを気遣いましょう。

人を気遣えるあなたなら、あなたのこともきっと気遣えますよ。大丈夫。


本日もお読み下さり、ありがとうございました。
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カウンセラー兼占い師 アイサ







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