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桃の切り方

以前長野の桃三種を食べ比べた記事がレシピまとめのマガジンに入れていただいておりまして、レシピ…?となったのだけれどまあおいといて、
桃を食べるようになってから切り方をマスターしたので来年に向けて記録したい。
この切り方をすると絶対に種が割れないし実もつぶれない。

時期の終わりかけの黄桃ちゃんで


一刀目

まずネットで桃の切り方を検索すると大体縫合線で切っているものが多いのだけれど、体感3つに1つは失敗する。切れ込みを入れて実をぐるっと回そうとすると、種がパキッと割れるのだ。縫合線は種の縫合線でもある。

そもそも種はナミダ型なので、縦に回せばそりゃいらん圧力がかかる。
一刀目は縫合線と垂直に、桃の胴をぐるっと一回りさせるべきで

めきょめきょっ

ててーん。
桃のタイプを選ばず、熟れすぎてなければ大体これで半身が外せる。


二刀目

まだ仕事はこれからだ。ここで桃の種抜きなるツールを使ったりする方法もあるらしいのだが、残念ながらまだ現物は見たことがなく。
ここからも種が割れる/実が潰れる可能性があるので慎重に、

さらに縫合線を避けて垂直に切れ込みを入れる

べりべりっと


三刀目

まあぶっちゃけここまで来たら種ももぎ取れるんだけどもより綺麗にやるなら

ついにここで縫合線に沿って切れ込みを入れると

ててーん!綺麗に種が取れた。


完成

黄桃、断面が美しいですね。
くし切りにはならないけれど、等分することができる。

こちらの切り方の最大の問題としては、皮が剥きづらいということなのだけど、
新鮮な桃は皮を剥かないで食べた方が美味しいということでひとつ。


おわり。

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